経営改善計画書の策定費用の3分の2を支援する補助金
…地域資源の活用を応援する補助金、支援策が始まります。
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地域の活性化は国の重要な施策の一つです。
経済産業省ではその支援策として「ふるさと名物応援事業」を
展開し、いくつかの新しい補助金を計画しているようです。
この事業にかかる予算として、平成26年度補正予算で40億
円、平成27年度予算で16億円の合計56億円が計画されて
います。
この予算額は、創業・第二創業促進補助金と同じくらいの規模
です。
「ふるさと名物応援事業」では、次のような補助金、支援策が
計画されています。概要を見ておきましょう。
■商品・サービス開発を支援する事業
中小企業・小規模事業者が、異分野の事業者と共同で商品・
サービスの開発などを行う場合に、開発にかかる費用の2/3
(上限1,000万円)の補助が受けられます。
また、中小企業・小規模事業者が、地域資源活用や農商工連携
により商品・サービスの開発などを行う場合に、開発にかかる
費用の2/3(上限500万円)の補助が受けられます。
■販路開拓を支援する事業
小売事業者等が、製造事業者と連携して「ふるさと名物」
などの販路開拓に取組む場合に、取組にかかる費用の2/3
(上限1,000万円)の補助が受けられます。
※大企業の場合は費用の1/2(上限1,000万円)になり
ます。
■地域ブランド化を支援する事業
複数の中小企業・小規模事業者が「ふるさと名物」などの地域
ブランド化に取組む場合に、取組にかかる費用の2/3(上限
2,000万円)の補助が受けられます。
■その他の支援事業
地域資源を海外展開させるために、国内外の専門家などを活用
して行う、ものづくり、食、観光等の地域資源の発掘や、海外
向け商品の開発等の取組を支援する事業も予定されています。
◇例年、3月ごろから公募が始まり、数カ月の募集期間で終了
します。補助金の活用をお考えの方は、今からしっかり事業計
画を準備してください。