マインドフルネス
6月になり厚生労働省が医療機関のホームページにたいする広告規制
たとえば、本タイトルのようなことをいって、当クリニックにきなさいなどいうといけないのです。
過大広告には注意したいものです。
先日当院にFAXがきました。
このサプリを飲めば癌を根治できる。
貴院で販売をしてみてはいかがですか?
「ないない」残念ながら、すべての癌を根治するサプリなど世の中には存在しません。
同様に片頭痛を根治する方法なんてありません。
情報の信ぴょう性について慎重に判断してください。
片頭痛の治療法に関する新たな情報をえたら、まず医師に相談してください。
可能なら頭痛を専門にみている頭痛専門医に相談してみてください。
また、さまざまな情報源に照らし合わせて、新しい治療法の情報と比較してみてください。
たとえば、テレビで新しい治療法の情報をみたら、インターネットで信頼できるサイトでそれに関する情報をさがしてみてください。
一般に、つぎのような情報はあやしく眉唾(まゆつば)なんです。
片頭痛はこうすれば治る、必ず治るといったようなことをいっている情報。
特定の製品を購入するように勧めている情報。
番号を勝手に調べてFAXで宣伝する商品。
奇跡的な効果をうたっているもの。
まったく副作用がない治療法をすすめているもの。
サプリの場合は副作用が本当にないことが多いですが、同様に不足してない成分を補ったり
理論にもとづかずに使用される場合。
われわれが信頼できると思う情報源は、通常は治療の効果のみならず、その副作用やリスクなどについても情報を提供しております。
そして、ひとつの方法のみを説明するのでなく、比較できるようなほかの治療法についても説明があるのが信頼できる情報源といえます。