最強のコミュニケーションツールとは
書類の両面を同時に、しかも 連続で読み取ってくれるスキャナーが個人でも購入できる価格で普及しています。
数枚の書類や写真なら簡単！紙をセットしてボタンを押すだけで するするっとハードディスクの中へ保管できます。
数百ページあるような本の場合は 裁断機で全ページをバラバラの状態にしてから スキャナーに数回に分けてセットします。
私は1カ月ほど前に スキャナーと裁断機を購入しました。
昔なら漫画本の整理という目的もあったかもしれませんが 今は、捨てられない本や資料の整理と再利用のためです。子どもがiPadで見たいからスキャンしてくれとせがまれるというのもあります。
そして 少しずつ 書類や本をハードディスクへと引っ越しを行っています。
1カ月経過して、200程のホッチキス止めの資料や本をスキャンし、廃棄しました。
読み込んだファイルのpdfファイルとして保存し、その総容量は 現在のところ8GBほどです。
本棚に少し余裕も出てきたところです。
1TBのハードディスク、バックアップも1TBのハードディスクを使っていますので まだ この100倍はいけます。
この調子でセッセとスキャンしてもいっぱいになるのは 数年先でしょう。
いっぱいになっても その頃は安くなっているであろう 2TB以上のハードディスクに変えれば 限りはありません。
以下は、スキャナーについている管理用のソフトを使わない場合の事例です。
ハードディスクへ入れた書類や本は 写真のサムネイル表示のように 1ページめのイメージを縮小表示させて一覧が可能です。
Windowsで通常使われるエクスプローラで可能です。
表紙をスキャンしておけば、表紙の画像で見たいファイルかどうか 直感的にもわかりやすく使えます。
これが Windows7の64ビット版の場合、できない事情があり、当初 私のマシンも縮小表示できませんでした。
ネットで検索した情報から Windowsに設定を施すと 縮小表示できるようになりました。
しかし、完全とはいかず、pdfのアイコン表示にしかならないケースもごくわずかにあります。
pdfファイルが多数になってくると やはり キーワードで検索して 該当ファイルを探せるようにもしたいところです。
キーワードで検索するには pdfファイルに文字情報がなくてはなりません。
スキャンした画像では 検索できません。
これに関しては スキャナーに添付されたソフトにより 活字文字はかなり良い精度で文字化されて、
読み取った画像の上に透明なテキストが張り付いた状態でpdfファイルが生成されます。
これによって pdfファイル内のキーワード検索もできますし、キーワードを含むファイルを横断的に探すこともできるようになります。
スキャン時の読み取り解像度は300 DPI、200DPIでもよさそうですが 文字の誤認識が多くなるようなので 少し過剰な解像度ですが 300DPIとしています。
パソコンに保管した情報を検索する手段として
グーグルデスクトップが便利なので これを使うことを検討しました。しかし pdfの透明テキストが検索対象となっておらず、断念しました。
しかし Windows7には 元々 Windows Searchという機能があります。これは pdfの透明テキストも検索してくれるようです。
処理が遅い印象があったのですが インデックスファイルができた後であれば、高速で検索してくれます。
私のパソコンでは 「ライブラリー」に登録したフォルダーに対象のpdfファイルを保管しておくと 高速に検索結果が表示されます。
なぜ 「ライブラリー」に登録したフォルダ下の検索が早いのか、理由は 今のところ良く分かりませんが 目的は達成した形になっています。
以上は スキャナーに付いている専用管理ソフトを使わない場合の話です。
パソコン内には メールやワード・エクセルなどの情報もありますから、検索する場合はそれらも含めて検索したいものです。
一般化された方法、簡単な方法で 一括して情報を引っ張りだしたい。
そのためには 少し苦労が必要なようです。
