資産運用、保険などのアドバイスを通して、かなえたいライフプランの実現をサポート（3/3）

年間約300組もの相談に対応し、ひとり親家庭の悩みに親身に寄り添いアドバイス

　年間約300組もの相談に乗り、豊富な実績から、行政や新聞社、上場企業などからマネーセミナーの講師を依頼されることも多数。阿部さんのもとには「話が分かりやすかった」「次に何をすべきか理解できた」といった声が届いているとのこと。

　「金融の世界は、日常生活で使わない言葉がたくさん出てきます。誤解を生まない、かつ平易な言葉で説明するよう心掛けています。私の仕事は、金融機関と皆さまの間に立つ通訳のようなものだととらえています」

　阿部さんは多様な悩みを受け止めるため常に勉強が欠かさず、シングルマザーのサポートにも力を入れています。

　「家計のこと、将来のこと、不安が大きいけれど、どこに相談したらいいか分からないという方も多いのではないでしょうか。同じ女性として親身になってアドバイスします」

　相談者の中には、勧められるままに保険に入り、保険料の支払いで家計が圧迫されていた人も。公的保険でカバーできる範囲を確認した上で、保障内容が重複している保険の解約を助言。家計にゆとりが出て、教育費、老後など今後に向けた蓄えができそうと、喜ばれたそうです。

　東京都や埼玉県にもサテライトオフィスを持つほか、オンラインでの相談にも対応し、転居したとしても、顔が見える関係で末永くお付き合いをしたいと語ります。

　「友達といる時のように、何でも気軽にお話しください。何が一番不安なのか、何を優先したいのか、話しているうちに見えてくるはず。お客さまの人生に寄り添った道筋を描きます」

（取材年月：2024年5月）

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