“プロデューサー型”グラフィックデザイナー

マイベストプロ群馬に参加して、もうすぐ半年。
今更ですが、自己紹介的に自分の経歴について書き記そうと思いました。
インタビュー記事のタイトルにあるプロデューサー型”グラフィックデザイナーについて。

私のベースになっているのが、2000年代の広告制作会社時代の仕事です。
キャンペーン広告などの企画制作を行っている会社で
グラフィック、映像、ノベルティ、ウェブなど
デザインは多岐に渡るものでした。http://www.butterfly-stroke.com/

さらにキャラクターのライセンスビジネスも行なっており、
その中でも安居智博さんによる「カミロボ」というキャラクターは
マーチャンダイズされ、またアートとしても評価され、
国内外で大きな展覧会、イベントも行っていました。

デザイナーの自分が、この時期のカミロボを担当させてもらい、
マネージャー、プロデューサーを務め、濃密な時間を過ごすことになりました。
10年前（2014年）にその頃を振り返ったカミロボ座談会を撮りました。
もしよければご覧ください。


展覧会などは複合的です。
グラフィックあり、映像あり、立体あり、空間あり。
さらにPR、販売、運営といった感じです。
媒体ごとのデザインへの意識、アウトプットのスキル、
それぞれの外部チームとのコミュニケーションの重要性など
この頃に得たことでした。

その後フリーランスとなり、会社は卒業しましたが
現在でも、東京勝どきでギャラリーを運営しており、
さまざまなアーティストが展覧会を行っています。
私も群馬に移った現在も、お手伝いをさせていただくことがあります。
https://www.shopbtf.com/


私は再びグラフィックデザインに軸足を戻していますが、
フレキシブルなスタンスはこの頃の経験がベースになっていると感じております。