【ネット印刷の色味問題】失敗しないための3つのポイント!
高崎市のグラフィックデザイナー七字です。
問題解決のためのデザインは見た目のアイデアだけではなく、
広角的に考える必要があります。今回は、営業ツールのアイデアの事例です。
会社案内を読んでもらえない?
クライアントからの相談内容は、
会社案内を渡しても開いてもらえない、読んでもらえない、というものでした。
ページ数のある会社案内、パンフレットというものは、会社の理念や詳細な実績など、情報量が多くなります。
読んでもらえれば正しく情報をお伝えできますが、
受け取ってもらえても、読んでもらえてなければ残念ながら意味がありません。
ページ数が多いとパラパラめくって見た気になって終わり、ということも少なくありません。
伝えたいことを整理する
この時にポイントを整理していくと、
伝えたいのは、シンプルなサービス内容と、代表的な実績事例でした。
削ぎ落とした情報であれば、興味を持ってもらえると思いました。
その時に、ページ数のある会社案内・パンフレット以外で、伝える方法を考えました。
情報を名刺サイズに落とし込む
そこでご提案したのが、
名刺サイズの三つ折り、超ミニパンフレットです。
名刺と三つ折りパンフを重ねて、クリアのケースにセットして、
あくまで名刺として使用します。
名刺交換、あるいは担当者不在のときに名刺を置いていく中で、
名刺の一部としてサービスを伝えていくのはどうか、という提案をしました。
ギミック的なアイデアですが、受け取った側は、
ケースから名刺と三つ折りを取り出すだろうと思いました。
三つ折りには伝えたいことがシンプルに短文で書かれているので、目を通すだろうと考えました。
このアイデアを採用してもらいました。
名刺はすでにあるものをそのまま使うことができ、
最低限のコストで新しい営業ツールを準備することができました。