“プロデューサー型”グラフィックデザイナー
今回は私のウェブサイト仕事についてお話します。
私の場合、グラフィックデザインに軸足を置いているので、専門的なウェブデザイナーとは異なりますが、2000年くらいからサイト制作も行うようになりました。メインの印刷物にプラスしてホームページの相談を受ける、ということが多いです。
いまやホームページはどなたにとっても身近なものです。最初の打ち合わせの段階で、お客様側から、こんなホームページにしたい、このサイトのデザインがイメージに近い、こんな印象のデザインにしたい、という漠然であっても大枠のイメージをお持ちである場合がほとんどです。
ウェブサイトに限った話ではありませんが、私がやるべきは、お客様の声を正しく理解し、整理すること。そして、お客様がお持ちイメージの解像度を上げることです。それをペーパー上でデザインに落とし込み、詰めていきます。最終的なサイトの実装は外部のコーディング担当のエンジニアにお願いをするので、そこまでにお客様と完成イメージを共有できるようにする、さらにデザインの意図を正しくエンジニアに伝える。その結果、コーディング等の実装にかかる作業時間と費用も短縮ができます。
ドメイン(URL)とメールアドレスの取得・設定・管理、ホームページのその後の更新作業をあわせてご依頼いただく場合もあります。
私にとっての「ウェブデザイン」とは、お客様のご依頼をうけてから、整理、デザイン、共有、実装、公開、更新までの総合的なマネジメントが重要であると考えています。
仕事事例は私のサイトshichiji.jpでご覧いただけます。お客様自身で更新いただけるようCMSを使ったポートフォリオサイトから、私が更新も担当している企業サイト等になります。小、中規模のシンプルなレスポンシブサイトが多いと思います。