郷土の象徴・赤城山を守る。「県立赤城公園サポーター」として今シーズンも始動します
皆さま、こんにちは。
株式会社MATSUMURAの古川 仁章です。
新緑が美しく、お出かけにも最高の季節になりましたね。
今回は、5月31日に私がプライベートで訪れた、少し特別な場所についてお話しさせてください。
向かった先は、今年4月25日にグランドオープンしたばかりの「スノーピーク赤城キャンプフィールド」(旧・スノーピーク ランドステーション赤城)です。
実はこの場所、私にとって非常に思い入れが深く、一言では語れないほどの特別な歴史がある場所なのです。
■ 拳を握りしめ、耐え忍んだ「赤城公園サポーター」としての4
今だからこそ明かせることですが、かつてここは「無料のキャンプ場」だった頃、一部の心ない利用者の行動により、残念ながら「無法地帯」と化していました。
私は2020年に「赤城公園サポーター」に任命され、地域の有志の仲間たちと共に、定期的にキャンプ場の巡回活動を行っていました。
しかし、現地で私たちを待ち受けていたのは過酷な現実でした。
・公共の場所に勝手に住み着いてしまう人
・共有林の木を勝手に伐採し、自分だけのサイト(空間)を作ってしまう人
・独善的な「マイルール」を周囲に押し付ける人
見つけるたびに、私たちは注意を促し、対話を試みました。
しかし、相手から返ってくるのは激しい罵声や拒絶の言葉でした。毎回のように衝突が繰り返され、時には市や県、消防署、さらには警察署の皆さまと合同で大規模な巡回に踏み切ることもありました。
理不尽な言葉を浴びせられるたび、悔しさに拳をグッと握りしめ、ひたすら耐え忍んだ日々。
あの時の情景や感情は、今でも鮮明に脳裏に焼き付いています。
「大好きな群馬の、大好きな赤城山の自然を、誰もが安心して楽しめる場所にしたい」
その一心だけで、私たちは地道に、泥臭く活動を続けてきました。
だからこそ、日本を代表するアウトドアブランドであるスノーピーク様がこの場所の管理・運営に手を挙げてくださったというニュースを聞いた時は、言葉にできないほど嬉しく、今回の見学を心から楽しみにしていたのです。
■ 過去の想いが繋いだ、現地スタッフさんとの「共感」
湖畔の臨時駐車場に車を停め、新緑の心地よい風を感じながら、美しく生まれ変わった管理棟へ足を踏み入れました。
そこで現地のスタッフの方とお話しする機会があり、「実は数年前、赤城公園サポーターとしてここを巡回していたんです」と、当時の苦労話やこれまでの歴史をお伝えしました。
すると、スタッフさんは私の言葉を深く受け止めてくださり、その場で一気に意気投合して打ち解けることができました。
かつて私たちが「守りたい」と願い、時に傷つきながらもバトンを繋いできたあの場所が、こうして「誰もが安心して自然を楽しめる素晴らしい環境」へと見事に生まれ変わった。その光景を目の当たりにし、心から感無量になりました。
地域のために動いてきたことは、決して無駄ではなかったのだと、深く救われたような気持ちです。
■ 驚きの連続。限定ギアと、まさかの「故郷の味」との運命的な
場内も見学させていただきましたが、美しく整備されたキャンプサイトはどこを見渡しても素晴らしいロケーションばかりです。
最初は「オープン直後の混雑が落ち着いてから、ゆっくり利用させてもらおう」と思っていたはずなのですが、この最高の環境を見せられたら、一人のキャンパーとして「今すぐ予約を入れてテントを張りたい!」とウズウズしてしまいました(笑)。
併設されている魅力的なショップでは、赤城山を真っ赤に染める「レンゲツツジ」をイメージしたという、光の当たり方で赤っぽく輝く限定の「チタン先割れスプーン」と限定Tシャツを記念に購入しました。
そして何より驚き、思わずショップ内で声を上げてしまったのが、私の故郷である宮崎県都城市の梅酒(都城酒造さん)が棚に並んでいたことです!
「なぜ、群馬の山の上のスノーピークに都城の梅酒が……!?」と一瞬耳を疑いましたが、宮崎県に「スノーピーク都城」があるご縁でのラインナップなのだそうです。まさか、自分が汗を流して守ってきた群馬の赤城山の地で、故郷の味に巡り合えるとは夢にも思わず、運命的な繋がりを感じて大興奮してしまいました。
■ 地域を守るということ、そして未来へ繋ぐということ
最高の天気の中、これまでの苦労がすべて報われるような、本当に素晴らしい時間を過ごすことができました。
私が経営する会社も、この群馬の地に深く根を下ろしています。
今回の赤城山の再生を見て改めて感じたのは、「地域の価値を守り、高めていくことの重要性」です。
地道な活動であっても、想いを持って行動を続ければ、必ず素晴らしい未来(最高のパートナーや環境)へとバトンを繋ぐことができる――。
ものづくりや企業経営にも通じる、大切な教訓を改めて教わった気がします。
赤城山はこれから、ツツジが最高に美しい季節を迎えます。
新しく生まれ変わった素晴らしい自然と、そこに集まる人々の温かいエネルギーを体感しに、皆さんもぜひドライブがてら足を運んでみてください。
自信を持っておすすめできる、群馬の新たな誇りです!
ありがたいご縁に感謝いたします。


