人生100年時代を生き抜く「健康経営」という名の先行投資
群馬県太田市で製造業を営む中で、私が常に大切にしているのは「備え」の精神です。
それは設備のメンテナンスに限った話ではありません。
共に働く仲間、そして地域の方々の「もしも」の事態にどう向き合うか。
これこそが、真の健康経営、そして地域貢献の試金石だと考えています。
先日、太田市消防本部(鳥山下町)で毎月開催されている「普通救命講習会」の情報に触れ、改めてその重要性を痛感しました。
「知っている」を「できる」へ昇華させる
AED(自動体外式除細動器)という言葉や、心肺蘇生法の存在を知らない人は今や少数派でしょう。
しかし、いざ目の前で人が倒れた際、迷わず第一歩を踏み出せる人はどれほどいるでしょうか。
私は人生をRPG(ロールプレイングゲーム)に例えるのが好きですが、救命技術はいわば、パーティーを全滅から救うための「究極の守備魔法」のようなものです。
このスキルは、ただマニュアルを読んだだけでは発動できません。
実際に手を動かし、心臓マッサージの感触やAEDのガイダンスを「体感」して初めて、実戦で使える自分の「力」になります。
経営者が救命講習を推奨する理由
私が代表を務める株式会社MATSUMURAでは、社員の健康と安全を経営の柱に据えています。
一人の経営者として、また「健康と生活の質」を考えるアドバイザーとして、救命講習への参加には三つの大きな意義があると考えています。
1.「勇気」の醸成:正しく学んでいるという自負が、緊急時の心理的ハードルを下げます。
2.チームの信頼向上:互いに「守り合える」という安心感が、組織の結束を強めます。
3.地域への貢献:講習を受けた市民が増えるほど、太田市全体の生存率は向上します。
未来の資産としての「救命スキル」
太田市消防本部の講習会は、参加費無料で誰でも受講可能です。
こうした公的な場を活用してスキルアップを図ることは、自分自身への、そして大切な人への何よりの投資になります。
製品作りで社会を支えるだけでなく、一人の人間として「誰かの命を繋ぐ準備」ができているか。
私も、社員と共にこの「守備スキル」を磨き続け、もしもの時に迷わず手を差し伸べられるリーダーでありたいと強く願っています。
「備え」こそが、未来を変える。
今夜、ご家族や職場の仲間と「近くのAEDの場所」を確認し合うことから始めてみませんか。
株式会社MATSUMURA
代表取締役・健康経営アドバイザー 古川仁章


