「食料自給率38%」という数字の“前提が根本からズレている話/文明・構造(思想)編(1-5:食糧自給率1)
目次
生活短観
今朝は軽い。やはり昨夜酒を飲まなかったからだ。
気持ちも前向きだ。
ドーパミンの前借り(飲酒による高揚感)、翌日の枯渇(落ち込み、不安)がない。
(この理論がわかったから、なおさら、感じられる)
お酒を飲むからには、ドーパミンを前借してまで増幅したい「喜び」が必要だ。
たんぱく質生活は、すでに定着したので、
もう意識したり、我慢したりすることはない。
しらたきラーメンも定番化した。
炭水化物の置き換えとしては最高の食材だ。しかも美味しい。
昨日、面接をした人から、ウチで働く旨の電話があった。
やはりうれしい。
長年、映像関係の仕事をしてきた人なので、
ウチの動画の編集などもお願いできる。
私が普段投稿しているのは、一発撮り、編集ほとんどなし、
なので、手を出せないかもしれないが。。。
本格的なユーチューブ動画を作るか!!!(という妄想もできる)
来年が楽しみだ。
不安と焦燥には、もう一つの原因がある
前回、不安や焦燥の背景に
情報の即時報酬(即時快) があることを書いた。
即時快によって、
自律神経が常にオンになり、
休めなくなる。
これだけでも十分に苦しい。
しかし、現代の不安と焦燥は、
それだけでは終わらない。
情報は「刺激」だけでなく「比較」を運んでくる
スマホやSNSを開くと、
目に入ってくるものがある。
・うまくいっている話
・成功体験
・キラキラした日常
・楽しそうな人生
多くの場合、
その人の「良いところ」だけ が切り取られている。
問題は、それを「現実」だと錯覚すること
頭では分かっている。
これは編集された一部だ。
すべてではない。
それでも、
繰り返し見せられると、
脳はこう感じる。
「自分以外は、うまくいっている」
ここに、強い錯覚が生まれる。
これは「隣の芝生」が異常な密度で見える時代
昔から、
「隣の芝生は青く見える」と言われてきた。
しかし、昔は違った。
見える範囲は、
近所や職場など、限られていた。
今は違う。
世界中の“芝生の青い部分”だけ が、
一日中、流れ込んでくる。
テレビ時代との決定的な違い
テレビの時代、
画面に出てくる人は特別だった。
芸能人。
有名人。
別世界の存在。
自分とは関係のない人たちだった。
だから、
比較は起きにくかった。
今は「普通の人」が成功しているように見える
今、画面に出てくるのは違う。
・一般人
・年齢も近い
・境遇も似ている
・生活感もある
その人たちが、
・バズる
・有名になる
・お金を手に入れる
すると、脳は錯覚する。
「自分にもできるはずだ」
この錯覚こそが、焦燥と不安の正体
できていない自分。
動けていない自分。
それが、
常に突きつけられる。
・なぜ自分は進んでいないのか
・なぜ自分は結果を出せていないのか
ここから生まれるのが、
焦燥であり、不安 だ。
これは怠けでも努力不足でもない
問題は、能力ではない。
問題は、
・比較の密度
・刺激の頻度
・錯覚の量
が、
人間の処理能力を超えていることだ。
即時報酬(即時快) × 比較 × 錯覚 が神経を壊す
整理すると、こうなる。
・即時快 → 神経がオンになりっぱなし
・比較 → 常に他人が気になる
・錯覚 → 自分もできるはずだと思わされる
この三つが重なると、
休めない上に、
自分を責め続ける状態 になる。
不安と焦燥は、現代的に作られている
不安は、
危険があるから生まれるのではない。
焦燥は、
本当に遅れているから生まれるのでもない。
そう感じさせる環境 が、
24時間、用意されているだけだ。
不安と焦燥を抱えたまま、
人は次に何を求めるか。
自分も認められたい
ここから始まるのが、
承認欲求の暴走 だ。
大好きな炭水化物よ、さようなら。



