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糖尿病予備軍の私が始めた「たんぱく質生活」52日目(2025/11/21)

嶋﨑剛志

嶋﨑剛志

テーマ:糖尿病対策/代謝再生プログラム

フリースタイルリブレ2


昨日は、人生で初めてフリースタイルリブレ2を装着した。
自分の血糖値がどういう変化をするかがよくわかった。
とても面白い。
しかも、たんぱく質生活50日の成果もあって、
極めて良好な代謝反応だった。
これについては、明日以降のブログで詳しく話す。

それと、昨夜はzoom飲み会だった。はじめて事前に対策をして臨んだ飲み会だ。
飲む量、順番、つまみなど全てコントロールした。
その結果、最後までほろ酔いで終わった。
血糖値も140がMAXでスパイクしなかった。
今日の朝の目覚めも、飲まない日とは比べられないが、
不快ではない。
ついに、酒を克服した!かもしれない。

「暴走しない報酬系へ」


── 報酬系は死なない。だが、主導権は取り戻すことができる。

50〜51日目で、
「刺激の快」から「静かな快」へと
脳の主導権が移り始めていることを実感した。

しかし、ここで大きな誤解を解いておきたい。

報酬系は“死なない”。
むしろ、死なせる必要はない。

報酬系は本来、人間の行動エンジンだ。
これが完全に消えたら、人は前に進まなくなる。

今日のテーマは、

“報酬系を殺すのではなく、
暴走しない家臣として従わせる”という構造への転換。

まさにここからが、
成熟フェーズの入口になる。

報酬系は、刺激依存の回路だけが弱まればいい


酒・糖・麺——
これらに強く反応する“暴走回路”が問題だった。

しかし報酬系そのものは
生きるうえで欠かせない。

やる気
行動
社会性
創造性
勝負勘
好奇心

すべて報酬系の領域だ。

だから「完全に消す」は違う。
正しくはこうだ。

刺激依存の回路だけが薄れ、
報酬系そのものは“静かで健全な形”に戻る。

これが現実の脳の姿だ。

“使う場面を自分で決める”
これが統制系が主導権を握った証拠


例えば「機会飲酒」。

飲む日
飲まない日
飲み方

翌日のケア

これらをすべて“自分で決められる”時点で、
報酬系の暴走は止まっている。

かつては、

「夕方になると、飲むかどうかの判断権が奪われていた」

そんな感覚があった。

しかし今は違う。
飲む日を決めるのは報酬系ではなく、
統制系(前頭前野)だ。

ここが最大の変化であり、
報酬系を“家臣”として従わせる状態。

報酬系は死なない。だが“暴走権”だけ剥奪される


昔の脳内はこうだった。

報酬系(大衆・欲望)が暴走

統制系(天皇)が機能不全

生存系(アマテラス)は沈黙

この秩序崩壊が「依存」だった。

しかし、
たんぱく質生活と報酬リセット理論によって
構造がこう変わった。

生存系(アマテラス)が覚醒

統制系(天皇)が主導権を回復

報酬系(大衆)は従う側へ降格

報酬系は消えていない。
役割が変わっただけだ。

暴走する権利が剥奪された。
ただそれだけで、生活は根本から変わる。

報酬系を“殺さずに従わせる”方法


必要なのは「禁欲」ではない。
必要なのは「構造の再編」だ。

1. 静かな快(統制系の快)を育てる

朝の軽さ
血糖の安定
眠りの質
身体のキレ
小腹が減らない充実感
未来の安心感

これらを日々味わうことで、
統制系は強くなる。

2. 刺激の快は“限定使用”にする

飲む日は決める
麺は特別な日だけ
スイーツも計画的に少量

これが「成熟した報酬系」。

3. 生存系の判断を忘れない

糖尿病の発症構造を理解したあの日から、
生存系は常に後ろに控えている。

“必要があれば介入する上位判断軸”が存在するだけで、
報酬系は暴走しなくなる。

今日の結論


報酬系は死なない。
死なせる必要もない。
暴走権だけが剥奪され、
統制系の下で静かに働くようになる。

これが、現実の脳の“成熟した姿”。

依存や暴走が消えただけで、
報酬系は適切に働き、
生活は驚くほど安定する。

52日目はその構造変化を
はっきり自覚した日になった。

明日の予告

53日目(2025/11/22)
「静かな快の勝利」
── 統制系が“快の王座”に正式に就く日。

大好きな炭水化物よ、さようなら。

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嶋﨑剛志
専門家

嶋﨑剛志(農業法人)

農業法人株式会社こうづけの里

色・形良く、艶・張りもある美しくおいしい野菜を育てるため、微生物、有機肥料、化成肥料、農薬など、あらゆる手法を適切に使用。低コストで価値ある野菜を顧客に届け、農業と地方の再生、事業継承にも取り組みます

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