医薬品並みの効果が期待できる生姜による花粉症の症状緩和
ぬめり(ネバネバ)食材、すなわちオクラ、モロヘイヤ、ナメコ、もずく、納豆、山芋などに含まれるぬめり成分は主に「粘性多糖類」と呼ばれ、水溶性食物繊維のペクチン・フルクタン・フコイダンなどで構成されており、体に嬉しい働きがたくさんあります。
たとえば、ぬめり食材には、以下のような健康効果があります。
◎腸内環境の改善=善玉菌のエサとなり、腸内フローラのバランスを整えて便秘解消や整腸作用に役立ちます
◎免疫力アップ=腸の健康は免疫力の強化に非常に重要で、腸内環境が整うことで風邪やアレルギーに強い体づくりに貢献します
◎血糖値の急上昇を抑える=胃粘膜を保護したり、食後の血糖値スパイクを抑えたりする働きがあります
◎タンパク質の消化吸収を促進する=オクラや里芋に含まれるガラクタンはタンパク質の消化を促進し、ペクチンは腸内環境や腸管構造を改善することで、タンパク質の吸収効率を高めます
2025年7月3日、公明党の機関誌「公明新聞」に、食品医学研究所の平柳所長が監修した“ぬめり食材”の健康効果の記事が掲載されました。
この記事などを参考に、特に夏場はぬめり食材をしっかり食べて夏バテ予防や疲労回復に役立てて欲しいと思います。
なお、これらの食材を使用したレシピが「公明新聞」には掲載されていますが、ここでは割愛させていただきます。



