屋根の塗装について 番外編 水の吸い込みによる 大工工事の発生
高圧洗浄の後、3日ほど乾燥させてから次の工程に移行します。
高圧洗浄により水をふんだんに吸い込んでいますので、乾燥させないと不具合が生じます。
上記画像では手前にある唐草・棟板金・谷樋・と呼ばれる部分に下塗りを塗ったところです。この部分は塩ビ鋼鈑と呼ばれる材料が使われており通常のサビ止めを使ってはいけない部位になります。専用の材料を使います。
サビていたところは、きちんとケレンしてサビ止めを塗りました。
雪止めは金属でできていましたので、きちんとケレンの後サビ止めを塗りました。
塗り分けるのがめんどくさいのか分かりませんが、屋根材に使う下塗りの材料をそのまま板金部分に平気で使ってそのまま記載したり動画にして公開している会社もありますので、注意して下さい。
この様に使われている部材に対して、材料を使い分けて最良の材料を選定するのも大切な事になります。
上塗りのグレードも重要ですが、下塗りを間違えた材料を選定していては意味がありません。
使用した材料は最後にまとめて記載させて頂きます。
次の工程はシーラー下塗り