日本の風土のあった屋根素材はやはり瓦であるということ

2017年3月16日公開 / 2020年11月17日更新

コラムカテゴリ：住宅・建物

こんにちは、渡辺瓦店です！

今回はちょっと雑学的なお話です。

毎回話してる事ですが、地震があると「瓦屋根は地震の弱い」と言われます。
弱くはないですよ。
じゃなければ、日本が建築物を作り出してからこっち、ずーーーと屋根素材が瓦なのはどうしてでしょうか？
壁もそうです。
先日、市内であった家事。今風のお宅で、壁が断熱素材がはいった分厚いものでした。
これの中に火がはいって、どれだけ水を外からかけても、ずーーとくすぶり続け、まったく鎮火せず、その一軒の火事を消火するのに、かなり時間がかかったそうです。
ああいう断熱がしっかりした壁に火がはいると、水に全体を漬け込む勢いじゃないと完全に消火できないそうです。
心地よく暮らす為の最新の住宅にもそれなりのリスクがあります。
太陽光も、火事や地震の時、かなり危ないものです。
太陽光パネルから落雪する雪も、大量になると危ないです。（
オール電化の家もしかりです。
停電の時、本当に困ります。特に冬。寒い。
一度地元であった、冬の大停電。
電線にヘリコプターが触って、その一体が長時間停電になりました。
真冬です。
オール電化だと、お湯も沸かせません。（以来、灯油ストーブを一台は用意するようになりました）

家を建てる際、便利な事ばかり追わず、是非リスクも考えて下さいね。
因みに、ベテランの保険査定されている建築士さんのお話ですが、日本の風土にあった屋根は　一、瓦（できれば和型、波のあるもの）　二、トタン（昔ながらの縦ぶきが一番！）だそうです。
特に雪国は屋根選びに注意してくださいとのことです。トタンの横葺きは、見た目も綺麗ですし、雪が落雪して雪下ろしの手間は省けますが、屋根に登ると、トタンがつぶれてしまうとの事です。
壁もやはり一番は土壁です。そして、二番はトタン。但しトタンは火に弱いので、都心ではなかなか使えないらしいです。

https://s.rbbtoday.com/article/2017/03/10/149908.html

↑こちらのコラムを参考に。
是非、新築、リフォームのさいは、今ではなく、10年後、20年後の事や、天災にあったらのリスクも考えて素材選びをしてください。
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