今、屋根の耐震補強ですぐにやれること

2016年4月20日公開 / 2020年11月17日更新

テーマ：屋根　耐震　

コラムカテゴリ：住宅・建物

コラムキーワード：耐震補強

こんにちは、渡辺瓦店の渡辺です。
前回のコラムで次回は瓦の種類をお話すると書いてましたが、九州での震災で、他人事ではないと感じていらっしゃる方も多いかと思い、すぐにできる震災対策を書くことにしました。

まず、ご加入の保険を確認してください。
震災による倒壊、火災などどういった保証がどのくらい受けられるか。
加入しているのに、地震の保証が少ない、又は地震からの火災の保証がないなど、知らなかったでは後悔します。
築年数にもよりますが、もしもの時に備えて、見直しを考えてもよいかもしれません。
その際は保険のプロに御相談ください。
最近は無料で色々な保険の見積もりをしてもらえます。
もちろん、すぐに保険の変更を薦めているわけではありませんよ。
現在ご加入の保険でも十分かもしれません。そこを確認してください。

次に、ご自宅の耐震はどのくらいか。こちらを調べてもらってください。地域によっては無料のところもありますし、相談窓口もあります。
まずは市役所や庁舎などで確認してみてください。

耐震検査をされると、たいてい耐震補強すると幾らぐらいかかるかというのも教えていただけます。
築年数が経っていると、かなりの金額になる事は間違いありません。
何処を、どう補強するのが一番優先かは、結果しだいです。

さて、そこで瓦屋根で土葺きの住宅で「建物にかかる負担」を軽減したい。
した方が安全である。
そんな結論が出た場合は、屋根の葺き替えをお勧めします。
土葺きから現在のひっかけ（釘で固定していく方法、下地に土を使いません）に変更、
軽量化した瓦に変更それだけで、数トン単位で屋根にかかる負担を減らせます。
また、ご予算によっては瓦は無理という事でしたら、トタンも良いかと思います。

そこまで悪くないけど、建築してから一度も屋根点検をしていない。修理してから数年は経っている、そんな状況でしたら、是非、屋根の総点検をしてください。
下から一見しただけでは、屋根のゆがみは分かりません。
または、瓦を固定している針金が切れてしまっている場合も屋根に登ってみないとわかりにくいです。
小さな綻びが、地震の際に大きな被害につながる可能性があるのです。

そして、太陽光を後で設置された方。
是非、施工箇所の点検を定期的にしてもらってください。
これから、施工予定の方は、施工する前に必ず点検を！！
古い瓦屋根の上に太陽光パネルを施工するのは、正直お勧めしません。
施工業者の担当者の方と耐震について良くご相談ください。
施工後、パネルの下の瓦が割れてしまって雨漏りがする、そんな事になってしまうと、
パネルを外さないと修理できません。

耐震補強ですが、岐阜県では、リフォームについて以下の条件にあてはまる場合、補助がありますので、是非ご参考にしてください。

「高齢者・障がい者等の身体特性に対応できるような住宅に増改築するとき、耐震改修工事を行うとき、又は省エネ改修工事を行うときに、民間の金融機関の住宅ローンを利用する人に対し、ローンの返済額のうち、１．０％の利子に相当する額を、当初５年間分県が補助」

以上、急いでお知らせしたくて説明不足かもしれませんが、少しでも参考になればうれしいです。

合わせて読んでいただきたいコラム
http://mbp-japan.com/gifu/kawaraya/column/1115/

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無料点検会員募集中
現在は郡上市内の方で、当社で一度でも工事されたかた、今後屋根の修理工事するなら当社に任せると決めていらっしゃる方に限らせていただいてます。

登録していただければ無料で定期的に点検をおこないます。
また、瓦の種類、修理歴などすぐに確認できますので、修理やお見積もりも迅速にすみます。
但し、無料点検の日時はお選びになれません。点検は留守でも行います。
この２点をご了解の上お申し込み下さい。
点検後、点検終了カードをポストに入れさせていただきます(*^_^*)

登録は簡単です。
お電話、メール、ライン、ＨＰのフォーム、ＦＡＸで以下の内容をお送りください
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過去当社で工事したことがある方はその内容や年度（お分かりになる範囲で構いません）
また工事歴のないお客様は一度点検をさせていただきます。

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