肥満を解消する2 〜ボイスエクササイズ〜
ボイスエクササイズ 〜肥満解消メニュー〜
肥満の原因を知ろう!
食べる量よりも改善すべきこと
肥満とは体内の毒素排泄機能が悪化して弱まったために発生する症状で、体内に毒素が溜まり続けると肥満し続けます。肥満の毒素は本来、体から排泄されるべき毒素で、さまざまな生活習慣の乱れから内臓機能が悪化して、体の外へ排泄されるべきものが、体内へ溜まってしまったものです。排泄機能を見直すことが第一歩です。
無理な食事制限や運動は逆効果
ダイエットの為に、食事の量を制限したり運動をしたりしても、効果は一時的ですぐに元通りになったり、無理して食事を制限し続けることで体が弱ったり老化してしまう方もいます。体の中に入れる食事を制限するだけで、体の外へ出す排泄を活発にしないから効果が出ないのです。排泄機能を見直さないダイエットは、代謝を悪化させ「太りやすく病気しやすい」体質=成人病を招く原因となります。
排泄機能を正常化しよう
「ぽっこりお腹」体型の方に多いのが「胃下垂&横隔膜降下」です。生活習慣の乱れ・バランスの悪い食事の積み重ねで、内臓の位置が本来あるべき位置から下降してしまっているのです。内臓が下垂したままで生活をしていると、胃腸のきのうが低下して不健康な体になっていきます。チェック方法は、指定の呼吸法をやって頂けば目視で「下がっている」と認識できるので、該当する生徒は皆驚きます。ボイスエクササイズでは、様々な横隔膜呼吸で内臓の位置を本来の位置に戻して行きます。
横隔膜を上げる=胃の位置を上げる
横隔膜が下がることで胃下垂が起こるケースもあります。
なぜ横隔膜がさがるのか?
①姿勢が悪い
②呼吸が浅い
この両方に該当すると、横隔膜(膜状の筋肉)のハリがなくなり、横隔膜にくっついている臓器の重さでに下に引っ張られて行きます。横隔膜は呼吸に関係する筋肉です。横隔膜にハリを持たせる呼吸(ドッグブレス)大きく持ち上げる呼吸(ロングブレス)を様々なテンポ・リズムで行うことで、横隔膜のハリを取り戻し、引き上げることで、くっついている他の臓器も元に戻って行きます。
横隔膜をしっかり使った呼吸のエクササイズで、内臓機能を取り戻していくのです。
次回は、レッスンと共に「普段の生活で気をつけること」
について説明しましょう。