上達に必要なことをマネジメントで導く
「ボイストレーニンング」「ボイトレ」
と聞いて、皆さんはどんなことを想像しますか?
・歌が上手になりたい人がやること
・俳優や声優になりたい人がやること
・アエイウエオアオを大声でやらされるやつ?
・オペラみたいな声で♫あ〜あ〜♫的な?
など・・・
思い浮かぶことは、講師・トレーナーの指示で「声を出す練習をする」イメージではないでしょうか?
では、どんなことをやるのか?と問いかけると・・・
「よく分からない」
と言う方がほとんどです。
なかには「ボイストレーニングとはこう言うもの」と明言される方もいるでしょう。
しかし、岐阜六条ミュージックスクール 代表:水谷の答えは「その方の『目的』と『レベル』によってトレーニングは様々」です。
例えば、俳優・声優のように「演技」が主体となる方は、物語を理解させる「セリフを伝える声」が必要です。
そこには最低でも9つの取り組むべきポイントがあります。
1.発声
2.発音
3.アーティキュレーション(滑舌・歯切れ)
4.アクセント(強勢)
5.ポーズ(間)
6.リズム(流れ・関係性)
7.フレージング(句節法)
8.イントレーション(揚々・語調・調子)
9.プロミネンス(強調)
これらの「どれをどこから取り組むか」はそれぞれの『目的』『レベル』によって様々です。
これらは歌手・ミュージシャンを目指す方にも当てはまりますが、音楽家を目指す方が取り組むべきことは、さらに内容が多様化・複雑化します。
まずは『音楽の要素』である
・リズム(律動)
・メロディ(旋律)
・ハーモニー(和声)
を、表現するために『音の要素』
・音圧(大きさ)
・音程(高さ)
・音色(音質)
を、幅を利かせて歌えているか?が人それぞれに異なります。
それに加えて、やりたいジャンル・形式によって必要要素・身体表現が異なる為、何が正解か?明言出来ないと言うのが、本当に丁寧な答えではないでしょうか?
つまり『目的』『レベル』
によって内容・取り組むトレーニングが違う。
これがボイストレーニングです。
ですから、興味がある方・何か「声」に悩みor解消したいことがある方は
是非一度「体験レッスン」を受けて頂きたいのです。
次回は「体験レッスン」って何?
・どんなことするの
・何が必要
・押さえておくと良いポイントは
などをお伝えしたいと思います。