自動車保険の正しい選び方
みなさん、こんにちは。岐阜市で自動車のキズへこみ板金(バンキン)塗装修理専門工場
青いカンバンが特徴的な フルタ自動車鈑金 (古田板金)古田昌也です。
突然の自動車事故。事故を起こしてしまった時には、慌てずに車を安全な所へ移動して、自分も安全な所へ避難しましょう。その後、けが人がいる場合は、けが人の救護を最優先に行います。物損等のみでけが人の心配がない場合やすぐに、けが人がいる場合は一旦のけが人の救護が完了した段階で、警察へ電話などで報告してください。事故を起こしてしまったことについて警察へ届出をしないと、道路交通法違反となります。
事故を起こした後、保険の流れ 1
警察への電話が完了したら、次に契約している保険会社へ電話をします。
その際に事故の状況、車の損傷具合、自力走行ができるかどうかなど、かなり細かく確認事項があります。また、保険証番号などを確認されることがあるので、常に証券の控えなどを車のダッシュボードの中に入れておくことをおすすめします。
また、事故の内容や状況によっては、保険会社から事故担当が現場に駆けつけている場合もありますので、その場合は事故への対応を相談するようにしましょう。相手が車の場合、事故の過失の割合によって、それぞれの保険の支払い割合も決まるため、スムーズに事故後の処理を進めるためにも、相手側とのやり取りは保険会社を通す方が多くなっています。
また、怪我をした場合の医療費、現場からタクシーで帰った時の交通費、車の修理代なども保障されますが、契約によって金額の上限・加減があるので注意が必要です。
事故を起こした後、保険の流れ 2
事故で車が故障した場合、特に指定の工場がなければ、フルタ自動車鈑金でも対応が可能です。もちろん、車を購入した販売店に修理を依頼することも可能です。
現場から自力走行ができる場合は、後日直接修理工場へ持ち込みするか、指定場所へ引き取りに来てもらうようになります。自力走行ができない場合は、車を運ぶために現場へレッカー車を手配してくれるでしょう。
その後、工場から修理内容の見積を確認の上で依頼をすることになります。修理代金はもちろん保険でカバーできますが、契約内容によっては免責金額と言って、自己負担分についての取り決めがあります。
保険契約同年度での保険使用回数や修理費用、事故の内容によって、自己負担分が生じる可能性があるので、加入している自動車保険の約款を確認してください。また、加入している自動車保険によっては、翌年度の等級が下がり、保険料が高くなる場合もあります。
事故を起こした後、保険の流れ 3
事故解決までに必要な期間や流れは、事故の状況や故障の具合、怪我の有無や相手方の有無によって大きく変わります。単独事故で怪我もなく、故障も例えばライトが割れた程度であれば、車の修理が終われば、かかった費用をもとに保険金の請求を出し、数日で精算が完了します。
怪我をしていれば通院後に医療費の請求が終わるまで、相手方がいる場合は、相手方の車の修理、怪我の完治及び治療の確定がなされた後、その他交渉を経て、保険金支払いが終わるまでかかります。もちろん、相手方との過失割合により、事故後の処理は異なります。
もし、謝罪やお見舞いなどに直接伺いたいと思った場合も、保険会社の方へ一度相談してから伺うのが良いでしょう。
事故を起こした後、保険の流れ 4
交通事故の解決に向けた交渉の一つに「示談」という言葉を耳にする方も多いと思います。示談は、裁判による判決によって解決するものではなく、事故の当事者間の合意を持って解決をする方法です。交通事故においては、その多くが示談で解決されていると言われています。