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Nワゴンのキズヘコミ修理

古田昌也

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テーマ:くるまのキズへこみコラムはじめました。

こんにちは 岐阜市の自動車キズ・へこみ・板金(バンキン)塗装修理専門工場
青いカンバンが特徴的な フルタ自動車鈑金 (古田板金) 古田昌也 です。



今回は、Nワゴンのキズヘコミ修理をご紹介します。壁に少しだけあたってしまいドアのヘコミとバンパーにキズが出来ています。若干分かりにくいために、赤丸で見やすくしてみました。少しだけのキズやヘコミでも気になりますよね。そして修理金額がどのくらいかかるのか不安です。そのまま放っておくと大変なことになり、修理だけでは済まない事にもなりかねません。
そして、僕が最もお伝えしたい事、それは多くの鈑金塗装工場は修理した鉄板に錆び止め作業を施していない事!が判明しました。



こちらの画像は弊社のお客様が花壇でこすってそのまま何か月も放置し、錆びてボロボロになった状態です。今回のNワゴンのように、少しだけのヘコミだキズがついていても、放っておくとこのようになりますので、ご注意くださいね。
さて、本題です。先程多くの鈑金塗装工場は錆び止め作業をしていませんとお伝えしました。しかし、きちんと作業を行っていらっしゃる工場もありますので一度確認してみてはどうでしょうか。



では、Nワゴンのキズヘコミを実際に鈑金修理していきます。まずへこんだパネルをハンマーや特殊な道具で元の形になるまで何回も叩きます。ある程度形になったら、事前に外していた、バンパーやテールランプを取り付けます。全体の隙間や曲線なども確認し次の工程、錆び止め作業に入ります。ここが重要です。多くの鈑金塗装工場は、板金作業をして、次の工程を錆び止め作業を行わず、パテ整形に入ります。なぜ、多くの板金塗装工場は錆び止め作業を行わないのか?
それは、ディーラ等の下請け仕事を行っているからです。え?



ディーラー等の板金塗装工場は、納期期限を課せられます。板金塗装工場はディーラの指示に伴い納期に間に合わせようとします。しかし、時間と日にちが迫ってきます。何かの作業をすっ飛ばし納期を守ろうとしているのが現状です。そこで板金作業後は錆び止めをすっ飛ばし、業務改善などと言う事で作業時間を大幅に短縮しています。
納車されたお客様は治ってきた愛車に喜びを感じるも、数か月後には修理した個所の不具合に違和感を持つ事に、
結果、愛車が錆びてくるかもしれません。弊社では、大切な愛車のダメージを少しでも軽減し丁寧に作業をさせて頂きます。

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古田昌也
専門家

古田昌也(整備士)

フルタ自動車鈑金 雪見店

高い技術で鈑金塗装修理を行うだけではなく、お客様の立場にたったサービスの提供を追及。職人気質な業界にサービス精神を取り入れ、お客様の役に立ちたいと考えている

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