これからの自動車業界は?
こんにちは 岐阜市の自動車キズ・へこみ・板金修理専門工場
青いカンバンが特徴的なフルタ自動車鈑金(古田板金) 古田昌也 です。
雨の日に車の運転をする人は必ず使うワイパー。いざ雨が降ってきたときに使ってみると、視界や水のはけ方が悪いなどといった事態に遭遇しますよね。しかしワイパーを交換しなければいけない時期は、なかなかご自分では判断しにくいですよね。雨の日にワイパーを使ってみて初めて、水はけが悪いことや、ひどい時にはワイパーのゴムを引きずって、動いていることがありますよね。これが交換の目安と思ってください。交換の時期としましては1年とも言われております。しかし1年たったからと言って使えない訳ではないので、ご自分で把握することができれば、ワイパーを長く使う事ができます。
量販店やホームセンターに行くと、必ず「ワイパーコーナー」が設置されていると思います。とにかく色々な種類のワイパーラバー&ワイパーブレードがずらりと並べられています。まずはずらりと並んだワイパーの中から車のサイズ(長さ)を探して購入する必要があります。もちろん量販店に「適合一覧表」が置いてありますのでそこから探します。
そのために必要な情報は、自動車のメーカー(トヨタ)車名(プリウス)は皆さん分かると思います。次に車検証。車検証に記載してある、初年度登録(平成27年12月)型式(ZVW51)型式指定番号(15123)類別区分番号(0011)が必要になりますので、事前に確認しておきましょう。
基本的に
・運転席側
・助手席側
・リヤガラス(後ろ)側
は全てサイズが違います。必要となる場所を把握してから購入してくださいね。もちろん「ワイパーラバー」「ワイパーブレード(ラバー付き)」のどちらを購入するのかも、事前の点検で把握しておきましょう。純正のワイパーブレードではない社外品を取り付けてある場合、ワイパーラバーの形状が一覧表とは異なる場合があります。不安な方は「ワイパーブレード」を取り外して量販店に持ち込んで探すか、思い切ってワイパーブレードごと交換してしまうかのどちらかが良いでしょう。
また、ガラコなどの撥水コーティングをしている場合は「撥水コーティング対応ラバー」への交換を強くお勧めいたします。
では、作業に取り掛かります。
ワイパーラバーには「ストッパ孔」が片側に設置されています。 単純にワイパーラバーが容易に外れてしまわないために設けられているのですが、まずこのストッパ孔がある側がどちらであるか確認します。(無い場合もありますのでご注意ください)
確認できたらストッパ孔がある側を手前にし、ワイパーラバーの端を掴んで手前に引っ張ります。すると簡単に(たまに固い)ワイパーラバーがワイパーブレードから抜けます。
ワイパーラバーを取り外してみると、金属製の細い棒2本とワイパーラバーとに分かれていると思います。ワイパーラバーを購入しても、平均的にこの金属の棒は付属していないことが多いですので、取り外した金属の棒を新しいワイパーラバーに組み付ける必要があります。ポイントですが、金属の棒には「決められた向き」がありますよ。確認してくださいね。
まず、棒の反り具合を見てください。ほんの少しですが「弓」のような曲線になっていると思います。その反り具合はガラスの曲線に沿って作られている物で、もちろんガラスに合わせてセットしてあげる必要があるのです。これを逆に取り付けてしまう「水切れ」が悪くなってしまいますので注意です。
「いやいや真っ直ぐにしか見えないよ!」という場合はどちらに取り付けても大丈夫でしょう。さらにもう一つ注意があります。
それは金属の棒に「切り欠き」が付いている場合です。これは間違いなく「内側」になるように取り付けてください。 一種の「滑り止め」になっています。 向きが確認できたら、ワイパーラバーの溝へ金属の棒を取り付けます。落ちやすいですので注意が必要ですね。
準備ができたらあとはワイパーブレードへ取り付けるだけです。当然ですが、ストッパが付いている方からは差し込めませんので向きを確認してワイパーブレードへ差し込んでいきます。ストッパ側を手前に持てば間違う事はないでしょう。焦りは禁物!最後のストッパの部分は少し強く押し込む必要があります。しっかりとストッパ孔へ入っているかを確認しましょう。
取り付けが完了したら、全体の溝を確認してみてください。ちゃんとワイパーブレードのホルダがワイパーラバーの溝に入っているかが大切です。中途半端な入り方をしていると、またすぐにワイパーラバーが駄目になってしまいますので入念にチェックしましょうね。
修正が必要であれば、しっかりと溝に入るように爪などで押し込んであげましょう。見ても分からないし、難しそう?と、お悩みの方はご連絡ください。ワイパーゴムも1本より販売しています。https://www.furuban1551.com/page_58.html