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中古のスタッドレスタイヤ

2015年10月20日 公開 / 2019年5月25日更新

テーマ:タイヤについてのコラムはじめました。

コラムカテゴリ:趣味

こんにちは 岐阜市の自動車キズ・へこみ・板金修理専門工場
青いカンバンが特徴的なフルタ自動車鈑金(古田板金) 古田昌也 です。


冬場のドライブの必須アイテムといえば、スタッドレスタイヤです。 日本では、冬場に1度くらいは積雪を経験されるのではないでしょうか。もちろん、九州と東北・北海道の積雪の量は全く違いますが、日常生活やお仕事においては、雪が積もったから車に乗らないというわけにはいかない方も多く、そういった方にはやはりスタッドレスタイヤは必要となりますね。

スタッドレスタイヤの価格は、基本的にはタイヤのサイズで決まりますが、サイズ以外にはタイヤメーカーによってもその価格は異なって来ます。スタッドレスタイヤの中古も、新品に比べて安い値段でスタッドレスを購入する際の選択肢の一つですが、スタッドレスタイヤは中古で買っても良いものなのか?そういった疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。

中古のスタッドレスタイヤを購入する時の注意点の前に、なぜスタッドレスタイヤは雪道を走る事が出来るのか?逆にいえば何故雪道や氷の上は滑るのか?といったメカニズムを知る必要があります。

雪道でタイヤがスリップしてしまう原因は、路面の氷上にできた水膜です。この水膜は、クルマが氷の上を走ると、車の重さに氷に圧力よるで氷が解け水分が溶け出すことによってできてしまいます。0℃~-10℃で水は溶け出しやすく最も滑りやすい状態になりますので、日本の冬場はまさにこの最も滑り易い環境下にあります。

ちなみにそれ以下に温度が下がると、今度は解けた水がすぐに凍るため、水は溶け出しにくく滑りにくくもなります。
スタッドレスタイヤが雪道でも滑らない理由は、大きく分けると

1.タイヤに刻まれた溝(エッジが)積雪路で雪に噛みこむ事でグリップ力を得ています。また、サイプと呼ばれるタイヤのにブロックが変形する事でもグリップ力を得ています。

2.極低温でも固くならない、柔らかいゴムを採用

3.排水性能に優れた溝パターンを採用

という内容になります。
したがって、スタッドレスタイヤの中古を購入する時は、これらの3つの機能に影響を与える劣化が起きていないか?という事を確認する事が重要です。中でも、最も重要なのが、2.の、ゴムの柔らかさが保たれているか?でしょう。

たとえ1シーズンしか使っていなくても、保管状態が悪ければスタッドレスタイヤのゴム自体が劣化してしまいます。
スタッドレスタイヤのゴム硬度は、一般のタイヤよりかなり柔らかいですが、ゴムは劣化してしまうと固くなるので、スタッドレスタイヤの中古を購入する際には、タイヤの山の残量は勿論のこと、どういった保管状態だったかを確認する事が重要です。

しかしながら、実際は中古タイヤ専門店とかでない限り、保管の状態は判らないですし、オークション等の個人売買なら尚更中古のスタッドレスタイヤの保管状態をきちんと確認するのは困難でしょう。そういったリスクを考えると、安物買いの銭失いにならないように、新品のスタッドレスタイヤを購入する方が安心かも知れませんね。弊社も新品のブリジストン・スタッドレス&ホイールセット品をお値打ちに販売しています。もっと言うと、値下げしましたので完売次第終了致します。

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