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安藤孝彦プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

エントランスホールいわゆる玄関はお客様を迎える空間、、、だからこそ「しつらい」と十分な収納を!!

安藤孝彦

安藤孝彦

玄関は家の主要な出入り口に設けられる空間で、お客様を迎える時、そこは住む人の第一印象となる場です。ささやかでも、もてなしの空間として工夫をし、心地よい「しつらい」をしたいものです。また履物などが散乱しないよう十分な収納スペースを確保したいですね。


玄関戸を入って正面ア―ル開口の台と松板の下足入れの台や土壁は時々の「しつらい」の場所で、お客様に応じて、また住む人にとって、気持ちの良い空気を演出します。


広いエントランスホールには古くからの置物が置かれ、壁には額が掛けられています。小さな飾り台の上にはワンポイントのお花が、、、この家主の人柄がうかがえます。
引き戸の奥はシューズクローゼット、ここで家族全員の靴を収納し、コートやゴルフバックも収納できます。余分な物をエントランスホールの方へ出さずに整理ができ、ここで身だしなみを整える全身カガミや造り付けの椅子が設置されています。


段差0 のエントランスホールです。
玄関戸を入って正面にこの家に古くからある木製の盾、土壁をバックに置きものとして、、、この前面に季節によって、またお客様によってに生け花などの飾り付けがされます。
段差がないため、靴を履くときなどのために引き出して使える収納椅子が収納扉の下に設置されています。


この家も段差0 のエントランスホールで片側に十分な収納を設けています。
写真では見にくいですが収納部分の一部が飾り台で演出スペースとなっています。ホールの突き当りの引戸までの空間も片側が全て収納、その反対側のフロアー照明添いの下部の板張り部分は実は全て引出し収納となっていて、その上の土壁部は絵を掛けるなどの演出スペースです。この家も引き出し収納の一つが収納椅子となっています。収納の上の明かりは自然光です。


限られたスペースでのエントランスホールです。
左の写真は玄関の桝格子戸の方を見ています。中央左寄りにレールがありますがここに間仕切り戸があり、これを閉めると右の写真ように独立したエントランスホールになります。ちなみに右の写真は玄関戸を入って正面(左の写真の反対)を見ています。エントランスホールと一体となるのはリビングで、お互いの空間が狭いため支障のない時は間仕切り戸を引き込んで一つの空間として広く使われています。また壁一面収納になっています。
この家は今年で築22年を迎えます。
今年も年賀状をいただいたのですが、
なんとそこに直筆で「私の今の家、気に入ってます」の言葉が、、、とても嬉しく思いました^^。
当時の写真ですので色がよくないですね、悪しからず!


他も数件ギャラリーで紹介しています。 
ギャラリーhttp://mbp-japan.com/gifu/atelierando/gallery/61/

☛玄関床のワンポイント 
 玄関の床材はタイルや石が多いと思いますが、土や水分で汚れる場所です。もちろん掃除はしなくてはいけませんが、汚 れが落ちやすいような工夫はできます。タイルでも汚れが付きにくく加工したものもありますが目地に汚れが付いたり浸透しにくくするための撥水材を塗布することをお勧めします。

どうでしたか?コメントがありましたらお寄せ下さい。

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安藤孝彦
専門家

安藤孝彦(一級建築士)

アンドウ設計事務所

お客さまがこれまでに築いてきた歴史を大切に、ライフスタイルを維持しながら住みやすい空間を創出。天然素材や「和」の雰囲気をふんだんに取り入れた、ぬくもりのある家づくりを実現してくれる。

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