電子帳簿等保存制度
考えるという事
大学進学を家庭の事情や様々な理由で諦めざるを得なかった私は、長いこと大学にいけなかったという学歴コンプレックスを持っていました。今は全く解消できたかというと、心の片隅には未だに少し残っているのかも知れません。不思議なことに、そんな私は大学生とおお話しするのはとても楽しくて、大好きです。大学生活を知らない私にはおそらく聞くこと全てがいつも新鮮に感じられるのでしょうね。
こんな私がまた大学生とお話しさせていただく機会を得ました。地元会津美里町議員の大竹君が、議会事務局のインターン生3名を一昨日5日の日曜日に、弊社に連れてきてくれたのです。感謝です。これで3回目だったでしょうか。皆さんの自己紹介から話は始まり、私のこれまでの活動経過や、農業法人グリーンサービスの実質代表でもあった私が何故農業総研を設立しようとしたのか、そんな話を行いました。その後皆さんからの質問も受け入れ、私は次第に「考える」という事を主題に話を進めたたのです。身を乗り出してメモをする学生もおりました。とても嬉しく有り難い事です。
今何かと話題のAIは実のところ答えは出してくれません。ビッグデータを学習して傾向と対策を示してくれるだけです。それがあたかも答えのように感じられてしまうだけのことです。そこからどう考え判断するかは私たち次第です。人間だけが出来ると思われる一番の事、それが「考える」と言うことです。インターネットやマスメディアから様々な情報で溢れかえっている現代、その情報の真偽性と品質を、それも瞬時に考え分析し、判断しなければなりません。将に私たち一人一人の考察力が問われる時代です。このような時代に農業総研は特に農業関係や向けに何が出来るか、どの様なお手伝いが出来るのか。私自身もしっかりと考え実践して行きたいと思います。