【落ち着きがない・キレる・癇癪を起こす子どもの本当の原因】

山崎憲治

山崎憲治

テーマ:子育て



【落ち着きがない・キレる・癇癪を起こす子どもの本当の原因】



叱っても止まらない理由と、体から整える発達の順番




「突然キレる」「癇癪が止まらない」「注意がまったく入らない」
こうした子どもの行動に、悩み、疲れ切っている保護者や先生が急増しています。
しかしその多くは、性格やしつけの問題ではありません。
原因は“心”ではなく、“発達の順番”にあります。



キレる・癇癪は「わがまま」ではありません


キレる、癇癪を起こす子どもは、
「感情のコントロールができない子」
「問題行動が多い子」
と見られがちです。

しかし現場で見ていると、
本人が一番苦しんでいます。

多くの子が、後からこう言います。

「ダメってわかってるけど、止められない」

これは、
意志や性格の問題ではないことを示しています。



キレている時、子どもの脳で起きていること


癇癪や激しい怒りが出ている時、
子どもの脳は「考えるモード」ではありません。

この状態では、
• 話は入らない
• 理由は理解できない
• 「落ち着きなさい」は逆効果

になります。

なぜなら、
脳が不安や緊張から身を守る
防衛モードに入っているからです。

この状態で叱るほど、
緊張は高まり、
癇癪は長引き、
次の爆発も早くなります。



決定的に見落とされている原因


ここで重要な視点があります。

キレる・癇癪の正体は「感情」ではなく、
体に溜まったエネルギーの出口がないことです。

現代の子どもたちは、
• 投げる
• 避ける
• ぶつかる
• 思いきり走る

といった、
本来幼少期に十分に必要な身体経験が、
圧倒的に不足しています。

その結果、
• 出せなかったエネルギー
• 処理できない緊張
• 行き場のない不安

が、
癇癪やキレる行動として噴き出すのです。

私はこれを
**「発達の空白化」
**と呼んでいます。



実践事例|現場で起きている変化



私(山崎の教室Sパワーキッズの活動では、
雪合戦ゲームやスーパーハードドッジ等のボール運動を通して、
• 当たっても痛くない
• 失敗しても怒られない
• 思いきり体を使える

という環境を用意しています。

すると、特別な指導をしなくても
次のような変化が起こります。

保護者の声
• 「癇癪の回数が明らかに減りました」
• 「切り替えが早くなりました」


叱っていません。
説得していません。
体を使わせただけです。



なぜ「体から整える」と変わるのか

投げる・避ける・狙うといった動きは、
• 体に溜まったエネルギーを外に出す
• 緊張を下げる
• 安心感を取り戻す

という働きを同時に起こします。

その結果、
心が落ち着き、
後から「考える力」が戻ってきます。

考えさせる前に、体を整える。
これが、回復の正しい順番です。



専門家として一番伝えたいこと


キレる子どもは、
壊れていません。
親や先生が、間違っているわけでもありません。

順番が抜けていただけ。

順番を取り戻せば、
子どもは必ず変わります。



ご相談を検討されている方へ

• 癇癪がひどく、対応に限界を感じている
• 叱る以外の関わり方を知りたい
• 行き渋り・不登校が心配

そう感じている方は、
一人で抱え込まず、ご相談ください。

キレる・癇癪・落ち着きのなさについて、
叱らず責めず、
体から整える具体的な関わり方を
現場と脳科学の両面からお伝えしています。

プロフィールから
お気軽にご連絡ください。



まとめ

キレるのは、心が弱いからではありません。
体が、助けを求めているサインです。



参考図書・文献資料一覧

• 『脳を鍛えるには運動しかない!』ジョン・J・レイティ
• 『運動脳』アンデシュ・ハンセン
• 『遊びの力』スチュアート・ブラウン
• 『発達する心』ダニエル・J・シーゲル
• 『発達障害もどき』成田奈緒子

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山崎憲治
専門家

山崎憲治(教育アドバイザー)

firstball

独自開発の運動プログラムや学習プログラムで運動能力を伸し、やる気や集中力、脳の認知機能(理解・判断・記憶・思考等)を高めて学習することで学力も向上する文武両道実現。心身共に子どもの健やかな成長を育む。

山崎憲治プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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