小1の壁とは?入学直後に親子を襲う“見えない不安”とその解決法
新1年生ママ・パパ必見!投力は“生きる力”の原点だった。その知られざる理由②
かつて、人類は手で獲物に近づくことしかできなかった。
しかし、あるとき“石を投げる”という技術を得た者が現れた。
それは、単に攻撃手段を得たというだけではなかった。
石を“より遠くに”“より正確に”投げられる者は、
危険な獣に近づかずして獲物を得られ、群れを養い、仲間に尊敬された。
やがて、その投げた石の「到達距離」は、そのまま“縄張りの広さ”と結びつき、
「ここまで届く者が、この地を持つ」
──そんな暗黙のルールが、各地の口承神話に刻まれていった。
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投げる力は、ただの運動能力ではない。
それは、生きる力であり、支配の象徴であり、未来を想像する力のはじまりだった。
そして今も、人が遠くへボールを投げるたび、
あの“石の記憶”が脳と心に点火する。
「投力」は、脳の進化そのものなのだ。
【まとめ】
「遠くへ投げる者が、世界を手に入れてきた」
──この言葉はただの比喩ではなく、**生物進化・社会構造・神話体系すべてを貫く“人間の本能的な真理”**であり、現代教育・発達支援に応用できる非常に大きなヒントです。
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【参考資料】
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1. 『Throwing in Human Evolution』
著:Neil T. Roach, Madhusudhan Venkadesan, et al.
掲載誌:Science, Vol. 340, 2013
出版社:AAAS(アメリカ科学振興協会)
人類の肩・腕・体幹の構造は“投げるために進化した”とする生体力学的・進化論的研究。
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2. 『The Story of the Human Body(人体600万年史)』
著:Daniel E. Lieberman(ダニエル・リーバーマン)
邦訳:早川書房
投擲行動が人類の進化と脳発達にどのように影響したかを包括的に解説。
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3. 『Sapiens:A Brief History of Humankind(サピエンス全史)』
著:Yuval Noah Harari(ユヴァル・ノア・ハラリ)
邦訳:河出書房新社
古代人が“道具(投擲具)”で支配力や縄張りを拡大した文化的背景に触れる。
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4. 『武器としての言葉・投擲の人類学』
著:佐藤宏之(文化人類学者)
出版社:未詳(論文収録や研究所資料が中心)
口承文化における“投げる”動作と支配・縄張りの象徴性に関する考察。
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5. 『キャッチング・ファイア ― 料理がヒトを進化させた』
著:Richard Wrangham(リチャード・ランガム)
邦訳:NTT出版
狩猟と火の使用が脳を拡張させたプロセスにおいて、投擲の意義にも言及。
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6. 『人類はなぜ投げるのか?』
著:中沢新一(思想家・文化人類学)
※雑誌・講演ベースでの発言において、「石を投げる距離=支配範囲」という象徴的意味に言及。
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