『スポーツと運動は違う‼ 脳の働きを良くする運動とは』
【スーパーハードドッジが有効な理由】
キレることが多々あった子ども達が中学進学後は落ち着いて穏やかになったと 保護者の皆さんから喜びの声をいただいています。
1. 前頭前野(感情のブレーキ役)を強化
• スーパーハードドッジでは瞬時の判断・状況認識・行動抑制が求められます。
• スーパーハードドッジではそれに加え、複雑な得点計算ルール・チームメイトとの連携・高い身体強度が含まれ、前頭前野を継続的に活性化します。
• 結果として、**「感情を爆発させる前に抑える脳の回路」**が強化されていきます。
2. セロトニン・ドーパミンによる情緒安定
• 全身を使い、息が上がるほどの強度で行うことで、セロトニンの分泌が促され、情緒が安定しやすくなります。
• 成功体験や達成感によって報酬系(ドーパミン)も活性化され、「やればできる」という自信と自己肯定感が養われます。
3. 攻撃衝動の“正しい出口”を学べる
• ドッジボールは衝動性の高い子が多く好む遊びですが、ルールの中で「投げてよい/投げてはいけない」「ぶつける相手を選ぶ」など、自己抑制を伴う攻撃行動が求められます。
• これは、**「感情を行動に変えるプロセスを整える訓練」**そのもので、癇癪の再構築に効果的です。
4. 社会性・他者との関わりの中で学べる
• 仲間との協調・作戦・勝ち負けの受け入れなどを経験しながら、感情の整理や対人関係の距離感も育まれるのがこのプログラムの強みです。
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【結論】
スーパーハードドッジは、「運動による脳の発達」×「感情調整の行動心理学」×「社会性教育」が融合した極めて有効なプログラムです。特に、感情が不安定な子・切れやすい子・発達のアンバランスがある子どもに対して、自然な形で“脳のブレーキ”を強化し、成長を支える実践的なアプローチとして期待できます。
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【参考資料】
1. 『脳を鍛えるには運動しかない!
ジョン・J・レイティ(John J. Ratey)著 / NHK出版
→ 高強度の運動がセロトニン・ドーパミンの分泌を促進し、感情コントロール・集中力・記憶力などを飛躍的に高めると解説。
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2. 『子どもの脳を伸ばす運動遊び』
久保田競・久保田カヨ子 共著 / 講談社
→ 前頭前野の発達に最も効果的なのは“体を使った遊び”。親子での運動・スキンシップ・ルールある遊びが感情安定に直結すると解説。
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3. Best, J. R.(2010)
「身体活動が子どもの実行機能に与える影響:有酸素運動に関する実験的研究の貢献」
Developmental Review, 30(4), 331–551.
→ 有酸素運動が、子どもの“実行機能”(抑制・注意・記憶)の発達に効果的と実証。前頭前野の活動が活発になる。
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4. Chaddock-Heyman, L. et al.(2014)
「有酸素フィットネスは子どもの脳の白質構造を強化する」
Frontiers in Human Neuroscience, 8, 584.
→ 高い運動能力を持つ子どもは、前頭前野を含む脳内ネットワークの構造がより強固。高強度運動が脳構造そのものを発達させることを実証。
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5. Tomporowski, P. D. et al.(2008)
「運動が子どもの知能・認知・学業成績に与える影響」
Educational Psychology Review, 20(2), 111–131.
→ 高強度かつルールある運動が、子どもの衝動性抑制・学習意欲・集中力にプラスの影響を与えると報告。
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6. Diamond, A., & Lee, K.(2011)
「実行機能の発達を促進する介入法」
Science, 333(6045), 959–964.
→ 武道・音楽・ルールのある遊びなどが、子どもの感情調整力と実行機能を向上させる具体例を科学的に提示。
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7. 『運動と脳』(原題:Spark)
ジョン・J・レイティ著 / NHK出版
→ 高強度運動がストレス耐性を高め、不安・癇癪傾向を鎮める神経生理的メカニズムを詳細に解説。
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