小1の壁を超える鍵は“意味のない遊び”?脳科学が証明する放課後の最強ルーティンとは

山崎憲治

山崎憲治

テーマ:子育て

小1の壁を超える鍵は“意味のない遊び”?脳科学が証明する放課後の最強ルーティンとは


的あてあそび



新1年生にとって「意味のわからない遊び(ごっこ遊び・ルールのない自由遊びなど)」が有効なのは、脳科学や行動心理学の観点から見ると非常に理にかなっています。以下にその有効性・根拠・理由を、簡潔にわかりやすくまとめます。



■ 有効性:


自由で意味のないように見える遊びは、子どもの“脳と心の回復と発達”に必要不可欠。



■ 脳科学的な根拠と理由:

1. 前頭前野(感情・創造・判断)の活性化

 意味づけのない遊びの中で「何をどうするか?」を自分で考えることで、創造力・問題解決力・柔軟な思考が育ちます。

2. 脳の“デフォルトモードネットワーク”が働く!


 ぼんやり遊ぶことで、脳が情報を整理し、記憶や感情を統合する時間になる。これが学習後の定着や気持ちの安定につながります。



■ 行動心理学的な根拠と理由:

1. 自己決定感の充足

 遊びの内容を自分で決められることで、**「自分で選ぶ力=自己効力感」**が育つ。これが自信と意欲の源に。

2. 感情の放出と安定

 自由遊びは、学校で抑えた感情を**“安全な形で発散”**できる場。怒りや不安を処理することで、翌日の心の安定に。



■ 結論:


新1年生にとって放課後の“意味のない遊び”は、脳を休め、心を癒し、自己を育む**極めて有効
な「見えない学びの時間」**です。

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【参考著書】

1. 『子どもの脳を伸ばす しつけと育て方』
 著者:成田 奈緒子
2. 『脳を鍛えるには運動しかない!』
 著者:ジョン・J・レイティ
 訳者:野中香方子
3. 『からだで育てる子どもの心と脳』
 著者:山口 創
4. 『子どもの「心の発達」がよくわかる本』
 著者:榊原 洋一
5. 『遊びの創造力』
 著者:佐藤 学
6. 『子どもと遊びの心理学』
 著者:菅原 ますみ
7. 『感覚統合と子どもの発達』
 著者:柳澤 健/日本感覚統合学会 編集
8. 『子どもの脳の育て方 ―「愛着」と「自律性」を育むために』
 著者:ダニエル・J・シーゲル、ティナ・ペイン・ブライソン
9. 『遊ぶ子ども、学ぶ脳』
 著者:デイビッド・エルカインド(David Elkind)
10. 『小1プロブレム ― 学校になじめない子どもたち』
 著者:無藤 隆

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山崎憲治
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山崎憲治(教育アドバイザー)

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独自開発の運動プログラムや学習プログラムで運動能力を伸し、やる気や集中力、脳の認知機能(理解・判断・記憶・思考等)を高めて学習することで学力も向上する文武両道実現。心身共に子どもの健やかな成長を育む。

山崎憲治プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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