支援学級から普通学級へ──“脳のスイッチ”が入ると子どもはここまで変わる
新1年生ママ・パパ必見!投力強化×睡眠の質向上が発達障害改善に効く科学的メカニズムとは!
「投げる力」と「ぐっすり眠れる脳」が子どもを変える!
「うちの子、ボールがうまく投げられないんです」
「夜、寝つきが悪くてずっと寝返りを打っています」
実はこの2つの悩み――“投げる力の低下(運動不足)”と“睡眠の質の悪さ”――は、発達障害と深く関係している可能性があるのをご存じですか?
発達障害(ADHD・ASD・DCDなど)の子どもたちは、集中力の持続、感情のコントロール、そして身体の使い方に課題を抱えることが多くあります。こうした特徴の背景には、脳の特定領域の働きの偏りや、神経ネットワークの不均衡が影響しています。
そこで注目されているのが、「投げる」=投力の強化と**「睡眠の質の向上」**です。
■ 投力とは、単なる腕力ではない「脳と身体の総合力」
投げる動作には以下の複雑なスキルが統合されています:
•空間認知(相手や的との距離感)
•両側身体協応(左右の手足の連動)
•姿勢制御(体幹の安定)
•タイミング・判断力(動作の実行機能)
これらはまさに、発達障害の子どもが苦手とする認知・運動課題そのもの。
投げる動作は、小脳や前頭前野、視覚野、体性感覚野を同時に刺激する「総合的な脳トレーニング」なのです。
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■ 投力トレーニングが脳を活性化し、行動を変える
たとえば、S.パワーキッズプログラムのメインプログラム**「スーパーハードドッジ」
**は、避ける・狙う・投げるを繰り返すことで、自然と判断力・集中力・瞬発力が鍛えられます。これにより、発達障害児に多い「切り替えの苦手さ」や「集中力のムラ」が改善が期待できます。
【事例】
小学3年生の男の子は、当初まっすぐボールを投げることができず、上手く捕球もできない状態でした。慣れるうちに徐々に、タイミングを見て投げ、相手を予測して避ける動きができるように。学校でも以前の様に授業中教室内の徘徊が無くなり指示を聞く集中力も格段に上がり、「授業中も落ち着いて座れるようになった」と保護者の方が驚かれていました。
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#頭が良くなるスポーツ #スーパーハードドッジ
■ 投力向上→睡眠改善→行動安定の“発達ループ”
意外かもしれませんが、投力強化のような全身を使ったダイナミックな運動は、子どもの睡眠にも深く関わります。
その理由は、以下の神経的メカニズムにあります:
•運動によりセロトニンが分泌 → 夜にメラトニンへ変換 → 入眠を促進
•運動後のクールダウンで深部体温が低下 → 深いノンレム睡眠を誘発
•自律神経が整い、夜間の覚醒や寝付きの悪さが改善
とくに、発達障害傾向の子どもに見られる「寝つきの悪さ」「夜驚」「早朝覚醒」などの問題は、睡眠ホルモンと脳内興奮系のバランスに原因があるとされており、適度な全身運動がそのリズム調整に極めて有効と報告されています。※参考図書(レイティ, 2009/川島, 2013)。
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■ 保護者・専門家に伝えたい!子ども達にとって簡単にできる小さなこと「投げる」という遊びが未来を大きく変えるということ。
投げる力を伸ばし、しっかり眠れるようになる。
それだけで、子どもは“本来持っていた力”を取り戻し始めます。
まとめ
脳を鍛えるために高価な教材や特別な環境は不要です。
大切なのは、体と脳を同時に刺激する運動機会を生活に取り入れること。
※おススメ! 学校やご家庭で簡単にできる スピードを競う 高速キャッチボール
子どもの発達をサポートしたいすべての大人に、今こそ知ってほしい。
「投げる力」 は、子どもたちの未来を変える“入口”なのです。
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参考図書・資料
•ジョン・J・レイティ(著), 野中香方子(訳)(2009)
『脳を鍛えるには運動しかない!』NHK出版
•川島隆太(監修)(2013)
『脳を育てる運動遊び』大修館書店
•西薗秀嗣(2023)
『ボール運動の「投げる」に特化した発達支援の実践』
特別支援教育研究, 78(2), 33–40.
•石井哲也(2021)
『発達障害のある子どもと身体運動の関連』
発達障害研究, 43(3), 221–229.
•高橋知音(2015)
『小脳の認知機能への関与とその障害』
脳と発達, 47(2), 145–152.
•大井静雄(2010)
『実行機能と学習障害:ワーキングメモリの観点から』
日本LD学会誌, 19(2), 131–138.
•文部科学省(2020)
『令和元年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果』
https://www.mext.go.jp/
#子育て #教育 #習い事 #非認知能力



