木の香りが“心の体温”を整える
11月も序盤が終わった。日曜の夜。
この時間帯になるとあなたは
気持ちが少し揺れやすくなりませんか?
早く寝たいのになんだか落ち着かない。
明日の仕事のことを考えると気分が重くなる。
何もしていないのにため息が出てしまう。
もし今、そんな気持ちが
少しでもあるなら、
それはあなたがメンタルが
弱いからではありません。
日曜の夜は多くの人にとって
心のバッテリーが
下がりやすい時間帯でもあるのです。
心が重くなるのは
未来が動き出す合図
15年以上ランニングを続けてきて
分かったことがひとつあります。
それは走り出す前が一番つらい。
走り始めると体と心が前へ進み始める。
何も考えなくても自然と身体が加速していく
さっきまでのどんよりした思いは
なんだったのだろうと
思うくらい気持ちがスッキリする。
走る終わることには
すっかり忘れてしまっている
これは人生も仕事も同じで、
始める前の数時間が
最も苦しい瞬間です。
決断をする前が一番長く感じられるのです
日曜夜の不安は
明日へ歩き出すための
準備運動のようなもになのです。
木材の専門家として
森から学んだこと
わたしは木材バイヤーとして20年以上、
九州でひのきを中心に多くの木と
向き合ってきました。
木は静かに見えて、
実は常に変化しています。
光に向かってまっすぐ伸びる。
風が強い日は負けじと
枝がしなだれてバランスをとり。
倒れないように根ごと支える
そして負荷がかかった場所にある
木ほど芯がよりしっかりと強くなる。
森を見ていると、
人の心も同じだと思うのですが
あなたはどう思いますか?
負荷のある日ほど、
人はゆっくりと
成長の方向へ伸びていく。
日曜の夜のちょっとしたため息も、
ミライへ向かうための
芯=自分が育つ瞬間なのです。
明日を軽くする
小さなルーティンを一つだけ
明日のために
大きな決意をする必要はありません。
必要なのは負荷をかけない
小さなルーティンです。
例えば
明日の朝、窓を開けて3分だけ深呼吸する
通勤の歩幅を少しだけ丁寧にする
寝る前のスマホを5分だけ休ませる
たったこれだけで心は軽くなり、
動き出しやすくなります。
習慣化の土台は
小さく始めることにあります。
今の揺れこそ明日の光になる
ランナーはゴールだけを
見るのではありません。
ゴールは見えた時だけ初めて意識するもの
それまではただただ
一歩ずつ今の自分と共に走ります。
心と向き合いながら
前へ前へと進みます
時には呼吸がキツく挫けそうになることもあります
キツくないのに身体が思い通りに動かず
なぜか負けた気分になるようなこともあります
でもゴールには向かっているのです
人生も同じ。
必要なのは大きな決断でも
完璧さでもなく、
いまの自分を受け入れながら
光ある方向へ歩くことだと
わたしは思うのです
あなたはどう思われますか?
日曜の夜は、
未来へ戻っていくための入り口。
明日のあなたが少しでも
軽く息を吸えるように、
いまの自分をやさしく
扱ってあげてください。
心の状態は声に表れる
あなたの鈴の響きを知りませんか
心の状態は、
声のトーンや言葉の届け方にそのまま現れます。
あなたの心のお鈴が
どんな響きを持っているのか。
今の状態を知るだけで、
明日への一歩が驚くほど
軽くなることがあります。
あなたの鈴の響きが分かる
心の健康診断はこちらです。
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