木曜の夜に大切にしたいこと3選
〜祈りは、受け取るものではなく、還すもの〜
阿蘇の森には、
100年を超えてなお立ち続ける、
“祈りを宿した”
大きな檜(ひのき)たちがいます。
雨の日も、風の日も、
彼らはただ、そこに“在る”。
何かを語るわけでもなく、
誰かに認められようともしない。
それでもその姿は、
多くの人の心を静かに支えています。
なぜなら──
木々は“受け取る”よりも
“還す”ことを知っているからです。
土へ、空へ、風へ、
命をめぐらせながら、
また新しい芽吹きを生み出していく。
この“循環”こそが、
ご神木の祈りのかたち。
私たち人もまた、
同じ祈りの循環の中にいます。
誰かの言葉に励まされ、
今度は自分が誰かに
ぬくもりを渡していく。
そうやって、
目には見えない“響き”が
少しずつ広がっていくのです。
もし今、あなたが
なにかを頑張りすぎていたり、
うまく受け取れない日があっても大丈夫。
“祈り”は、形ではなく循環。
あなたが誰かを想うその瞬間に、
すでに風は、動きはじめています。
木々がそうであるように──
あなたの中にも、
静かに根を張る“木霊(こだま)”が
生きています。
木霊(こだま)コード診断はこちら(30秒で完結)



