“混ぜる”ではなく“和える”その違いは?
〜心の風通しを整える、秋の祈り〜
木の葉がひとつ、
またひとつと舞い落ちる季節。
風が吹くたびに、
枝先からこぼれる音が響いてくる。
それは、寂しさではなく
“新しい始まり”の音。
木々は何も失ってはいません。
いらなくなったものを手放し、
次の命の準備をしているだけ。
人の心もまた、
同じ循環の中にあります。
過ぎたこと、うまくいかなかったこと、
誰かに伝えられなかった想い。
それらを抱えたままでは、
新しい風が入る余白が
そこには生まれません。
ふと気づいた時に、ほんの少しだけ、
心の枝を軽くしてみましょう。
「もういいよ」と
言えることがひとつあるだけで、
その場所にやさしい風が通り、
“祈りの呼吸”が戻ってきます。
阿蘇の森も、いま
まさに静かに祈りを届けています。
葉を落とすことで、根を深く育て、
土の中で次の季節を待っている。
手放すことは、終わりではなく
“整える”という『祈り』そのものなのです。
もし今、あなたの心にも
少しだけ重たい枝があるならば、
そっと風にあずけてみませんか?
その瞬間、あなたの中の“木霊(こだま)”が
やさしく息を吹き返します。
風がやんだ後の静けさに、
きっと、あたたかな音が残るでしょう。
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