【メソッド3】祓いとととのえにしたい火曜の夜
違うものを調和させる力
一緒にいるのに、なぜか噛み合わないとき
誰かと過ごしているとき、「同じ場所にいるのに気持ちがずれている」そんな経験はありませんか?
夫婦でも、友人でも、仕事仲間でも。お互いを理解したいのに、意見がすれ違ったり、空気が重くなったりすること。
そんなとき私たちは「どうにか混ぜなきゃ」と思いがちです。自分を抑えて相手に合わせる、または相手を変えようと頑張る。でも、無理に混ぜるほど、どちらの良さも薄れてしまうものです。
“混ぜる”ではなく“和える”という発想
料理を思い出してください。サラダをただ混ぜると素材の形は壊れてしまいます。でも「和える」と、それぞれの個性は残したまま、おいしく調和します。
人との関係も同じです。違いを無理に消すのではなく、そのままの個性を尊重しながら響き合わせる。そうすることで、心地よいバランスが生まれるのです。
阿蘇の森で育つ**ひのき**も、まさに“和えられた存在”。火山性の土壌、冷涼な気候、豊かな水源。それぞれ異なる自然の要素が調和し合うことで、まっすぐで美しい木目を持つひのきへと育っていきます。違うものを消さずに、むしろ活かしているからこそ、唯一無二の存在になるのです。
自分の中の“和える力”を知る
実は、人の心の中にも“和える力”があります。強さとやさしさ、情熱と落ち着き、理性と感性──相反するように見える感情をどう扱うかで、毎日の心地よさは大きく変わります。
自分の中の違う側面を認め、和えていけると、人との関係も自然と調和していきます。
その力を見つけるヒントが「木霊(こだま)コード診断」です。診断を通じて、あなたの中にある異なる側面やパターンが浮かび上がり、それをどう和えていけば心地よく生きられるのかが見えてきます。
「人との違いに疲れてしまう」
「相手に合わせすぎて自分を見失っている」
そんなときこそ、和える視点を取り戻すことが大切です。
おわりに
響き合える存在になれば、人も“ご神木”のように柱となり、注連縄をまとえる。
つまり、あなた自身が誰かにとっての“安心のしるし”になれるんです。
だからこそ、響き合う仲間と出逢っていきましょう。



