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佐々木丘プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

“混ぜる”ではなく“和える”その違いは?

佐々木丘

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テーマ:木霊(こだま)コード

違うものを調和させる力
一緒にいるのに、なぜか噛み合わないとき

誰かと過ごしているとき、「同じ場所にいるのに気持ちがずれている」そんな経験はありませんか?
夫婦でも、友人でも、仕事仲間でも。お互いを理解したいのに、意見がすれ違ったり、空気が重くなったりすること。
そんなとき私たちは「どうにか混ぜなきゃ」と思いがちです。自分を抑えて相手に合わせる、または相手を変えようと頑張る。でも、無理に混ぜるほど、どちらの良さも薄れてしまうものです。

“混ぜる”ではなく“和える”という発想

料理を思い出してください。サラダをただ混ぜると素材の形は壊れてしまいます。でも「和える」と、それぞれの個性は残したまま、おいしく調和します。
人との関係も同じです。違いを無理に消すのではなく、そのままの個性を尊重しながら響き合わせる。そうすることで、心地よいバランスが生まれるのです。

阿蘇の森で育つ**ひのき**も、まさに“和えられた存在”。火山性の土壌、冷涼な気候、豊かな水源。それぞれ異なる自然の要素が調和し合うことで、まっすぐで美しい木目を持つひのきへと育っていきます。違うものを消さずに、むしろ活かしているからこそ、唯一無二の存在になるのです。

自分の中の“和える力”を知る

実は、人の心の中にも“和える力”があります。強さとやさしさ、情熱と落ち着き、理性と感性──相反するように見える感情をどう扱うかで、毎日の心地よさは大きく変わります。
自分の中の違う側面を認め、和えていけると、人との関係も自然と調和していきます。

その力を見つけるヒントが「木霊(こだま)コード診断」です。診断を通じて、あなたの中にある異なる側面やパターンが浮かび上がり、それをどう和えていけば心地よく生きられるのかが見えてきます。

「人との違いに疲れてしまう」
「相手に合わせすぎて自分を見失っている」
そんなときこそ、和える視点を取り戻すことが大切です。

おわりに

響き合える存在になれば、人も“ご神木”のように柱となり、注連縄をまとえる。
つまり、あなた自身が誰かにとっての“安心のしるし”になれるんです。
だからこそ、響き合う仲間と出逢っていきましょう。

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佐々木丘
専門家

佐々木丘(木材バイヤー)

合同会社Green’s Label

プロの料理人向けに原木から仕入れてオーダーメイドのまな板を作成。ご神木のDNAを『挿し木』という技法で受け継ぎ、ゆっくり真っ直ぐ育つ「とあるひのき」を扱う。木目の美しさから「美人まな板」と呼ばれている

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