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使うほどに心満たされる 〜木のまな板の本当の魅力とは?〜

佐々木丘

佐々木丘

テーマ:神様がやってくる台所

Canva
ご神木のDNAを受け継ぐ
ひのきで作られたまな板。
そこには100年以上の自然のエネルギーと
人の手間ひま、
そして祈りと感謝が込められています。

だけど、こんな声も聞こえてきます。
「木のまな板ってカビや匂いが気になる…」
「お手入れが大変そう…」
「寿命はどのくらい?長く使えるの?」

今回はそんな“よくある不安”にお応えしながら、
木のまな板、特に南郷檜のまな板の本当の魅力をお伝えします。

衛生面、大丈夫?

いちばん多いご質問が、やはりこれです。
「木のまな板ってカビや雑菌が繁殖しそうで不安…」
「生の肉や魚のニオイが残りそう…」
そのお気持ち、よくわかります。
しかし、実は檜(ひのき)そのものに
抗菌作用があるってご存じですか?
檜は古くから、神社仏閣の建築にも使われてきた木材。
その理由のひとつが、
木材の中でもトップクラスの抗菌効果にあります。

さらに、まな板は両面使えるのも嬉しいポイント。

表は野菜や果物用

裏は肉や魚用

と使い分ければ、衛生面も安心です。
お手入れ、難しい?

「木のまな板はお手入れが面倒そう…」
という印象を持たれがちですが、実はとてもシンプルです。

お手入れの基本3ステップ:
① 使用後、すぐに塩や食器用洗剤をかけ、たわしでこすり洗い。
②熱すぎないぬるま湯で流す(熱湯はNG)
③ふきんで水気をしっかり拭き取り、風通しの良いところで立てて乾かす。

ポイントは「すぐに洗って乾かす」ことだけ。
これさえ守れば、毎日安心して気持ちよく使えます。


寿命は? 長く使えるの?

プラスチックのまな板は、
劣化や反りで数年で買い替える方が多いですが、
木のまな板は、正しく使えば
10年以上持つのが特徴です。

さらに、3cm以上の厚みがあるものであれば
「削り直し」も可能。
表面が黒ずんできた場合も、
業者に依頼するか、費用が気になるなら
ご自分でサンドペーパーを購入し
メンテナンスすることもできます。

なので今回ご紹介している
「南郷檜のまな板《煌神ーKoujinー》」は
あえて厚み3cmで仕上げています。
それは、長く大切に使い続けていただきたい
という想いから。

御神木のDNAを受け継ぐ一枚。
だからこそ、
10年、20年と寄り添ってほしいのです。
使った人だけが知る、
“包丁と手に優しい”という実感

実は、木のまな板を使った人が
口を揃えて言うのが――
**「もうプラスチックには戻れない」**
という感想。

その理由のひとつが、包丁との相性の良さです。
プラスチック製は素材が硬いため、
包丁が“ガツッ”と当たって
刃こぼれの原因になったり、
使う手が疲れやすかったりします。

一方で木のまな板は、
ほどよい弾力があるため、
包丁を優しく受け止めてくれる。
その結果、
手が疲れにくい
包丁の刃が長持ちする
切る感触が心地いい
という、まさに「料理をする人の味方」
になる存在なんです。


木のまな板がもたらす、感謝と健康の習慣

木の香りに包まれながら、
まな板に向かって包丁を動かす。
その瞬間、なんとも言えない
“整う感覚”がやってきます。
「今日もこの木のおかげで、ごはんを作れる」
「この一皿が、家族の健康を支えてくれる」
「食材に感謝、自然に感謝、自分に感謝」
そんな風に、台所の時間が「感謝と祈り」に満ちていく。

ただ食べるだけでなく、
ただ作るだけでもなく、
**感謝と健康を育てる“台所の神事”**
としての食事の時間。

『南郷檜のまな板<煌神ーKoujinー>』は、
きっとあなたの暮らしに、
そんな新しい風を運んでくれることでしょう。

あなたの台所が“聖地”になる未来へ

この5回にわたる連載で、
「まな板ひとつで、暮らしが変わる」
というお話をしてきました。
いま改めて、
あなたの台所を見つめ直す
良いタイミングではないでしょうか?

そこはきっと、家族の健康を支える
“神聖な場所”。
そして、あなたの手から毎日生まれる
“感謝と祈りの場所”でもあります。
『南郷檜のまな板<煌神ーKoujinー>』が、
その場所をさらに豊かに彩ってくれますように。
心からの祈りと感謝を込めて、
ここまで読んでくださったあなたへ、
感謝と祈りをお届けします。

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佐々木丘
専門家

佐々木丘(木材バイヤー)

合同会社Green’s Label

プロの料理人向けに原木から仕入れてオーダーメイドのまな板を作成。ご神木のDNAを『挿し木』という技法で受け継ぎ、ゆっくり真っ直ぐ育つ「とあるひのき」を扱う。木目の美しさから「美人まな板」と呼ばれている

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