福岡市工務店 手摺・スロープ・バリアフリー・高齢者・福祉住宅 例
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【欧州と日本の生活様式の比較】
日本の城の周辺に城壁(堀)があり、
城下町には城壁はありません。
しかし、欧州においては、
長期間の争いが絶えない歴史的背景から
日本における城下町の範囲も含めて、
部外者が侵入できないように
城壁で囲みました。
城壁に囲まれた城塞都市は、
王侯貴族の城、教会等を中心に、
何百年もかけて密集かつ高層化する
街並みを形成しました。
(欧州は地震が少ないので
石積みの高層化を可能とした。)
そのような経緯があり、
城壁内の人口密度は高く、
水の確保が困難で、
入浴する文化が発達しなかったようです。
(しかし体臭を隠す為に
香水の文化は発達した。)
私事ですが、数年間に渡り
欧州の複数の都市を訪れました。
散策したときの街並みは美しく、
楽しい思い出が残っています。
現在の欧州の都市の多くは、
城壁を撤去していますが、
密集し、かつ高層化された建築物に
多くの人々が暮らしています。
以前の城壁内側の密集地域がステータスで、
以前の城壁の外側の地域は、
移民が多く暴動も多いようです。
現在は旧城壁内外、
上下水道が普及しましたが、
日本のような入浴文化はありません。
日本人の多くは認識していますが、
入浴は、体に付着したウイルスを洗い流し、
体温を上げることで免疫力を上げます。
帰宅後の手洗いはもちろんですが、
帰宅後に入浴後して
家族と集う方が良いかもしれません。
(帰宅してからすぐに
入浴できる参考プランを掲載。)
https://www.kiyotake.co.jp/con
【評価評判を重視する西洋貴族教育から子育てを考える】
中世の欧州都市は、城壁で囲まれ、
比較的狭いコミュニティでしたので、
他人がどう言っているか、
どう評価しているかが
最も大切だと考えていたようです。
自分の子供を教育する場合も同じで、
中世の貴族社会では、
城壁内で居住する多くの若者たちと
同じ空間(大広間)で生活させて、
皆から良い評判、
良い評価を得る努力を
するように教えたようです。
しかし現代では、
子供がクラスで悪口を言われても
無視するように教え、
『自分の本当の価値は
他人から左右されるものではない。』
と教える傾向にあります。
他人ではなく子供たち自身だけが、
自分の真の価値を知っているという考え方になります。
時代によって環境は違いますが、
根本的な人の気持ちは
昔も今も同じです。
現在の
『自分の本当の価値は
他人から左右されるものではない。』
という考え方が一般化し、
子供たちも
『自分の中に輝かし未来が当然ある。』
という根拠のない自信が
膨らんでいるように感じます。
しかし、現実社会の洗礼を受けた場合は
どのようになるでしょうか。
万が一そうでない状況に直面した場合、
『自分の本当の価値は
他人から左右されるものではない』
という考え方にある意味、
洗脳されている状況では、
他人にも相談しないということに
連鎖するかもしれません。
そして精神的に立ち直れない状況まで
追いつめられる事もあると思います。
少し話が展開し過ぎですが、
コミュニケーションが大切だという事です。
そのような考え方の経緯もあり、ご提案です。
立派な子供部屋を
与えたいと思うのは親の愛情ですが、
成長過程で
個室空間に籠る(こもる)時間を減らし、
家族とのコミュニケーションを
増やすご提案です。
個室+α(子供のためのコミュニティースペース)
を確保するご提案です。
施工事例が数多くあり、
その一例ですが、
下記にてご案内させていただきます。