子供部屋は必要?中世貴族の教育・福岡市注文住宅設計・子供スペース
一般的な住宅環境について
電化製品が増え一戸建て住宅の電気設備の様々な仕様も大きく変わり、便利な生活になりました。
電気の仕様量が増えており、電柱よりたくさんの電気を引き込んでいますが、電気が逃げない住宅の仕様になっており、対策が不十分です。
日本では、200Vの電化製品を使用する場合のみ、アース(電気を逃がす仕様)を取る事になっておりますが、100Vの電化製品はありません。
屋内配線から伝搬し、室内の壁面、床面に発生している電気、電磁波(電場)に対する対策もありません。
スウェーデン基準から考える
電柱から住宅に引き込まれ、分電盤(ブレーカー)で回路に分かれ、各部屋に電気を供給している屋内配線があります。
この屋内配線は、壁の中、床下、天井裏にあり、日常生活で意識する事は少ないと思いますが、電気を通すものゆえ、電磁波(電場)が発生しています。
具体的には、この線の表面から半径70cmまで、360度方向に電磁波(電場)が発生し、木材、プラスティック、布、土、etc、ありとあらゆる物質に伝搬しています。
室内の壁、床の表面を、測定すると、現在の木造住宅においては、数百V/mの数値が表示されます。
この数値が、人体に影響するか、明確な基準が日本にはありませんが、スウェーデンでは、25V/m という基準が設けられている事は事実です。
弊社では、その対策を行い、地面に流す仕組みを採用しており、25V/m以下の数値になる事を測定により、確認しています。(電磁波を軽減する住宅仕様の場合)
電気の使用量を減らす考えではなく、『電気を逃がさない住まい』から、『電気を逃がす住まい』に改善し、より自然の秩序に則った安全な家づくりをご提案いたします。
数字で見る電気設備の変化
【コンセントの数】
家電製品が豊富な現在、タコ足配線を避ける為に、コンセントが増えました。
◆昭和53年以前 16か所
◆現在 48か所
【照明の数】
家電製品が豊富な現在、タコ足配線を避ける為に、コンセントが増えました。
◆昭和53年以前 16か所
◆現在 42か所
【分電盤の回路数】
コンセント、照明が増え、必然的に、分電盤の回路数も増えました。
◆昭和53年以前 16か所
◆現在 42か所
【屋内配線の量】
現在の住宅では、壁の中、床下、天井裏に、屋内配線(電気配線)が1000M近くもあります。
◆昭和53年以前 150M
◆現在 950M
※昭和53年以前の住宅は、15棟の平均値
※現在の住宅は、平成15~23年の200棟の平均値
動画で見る電磁波対策の仕組み
電磁波が原因の一つと考えられる健康被害
① 「電磁波過敏症」
電磁波に過敏な方は、微弱な電磁波を浴びただけでも、頭痛や吐き気などを感じるそうです。
スウェーデンやドイツ、デンマークなど、ヨーロッパ諸国では社会的に認知されつつあり、
健康保険の対象として治療が進められています。
② 「慢性疲労性症候群」
パソコンや携帯電話の普及により、現代の慢性疲労性症候群患者の95%は、
電磁波過敏症によるものだという報告があります。
③ 「アトピー・アレルギー」
電磁波は静電気も発生させ、静電気により、浮遊粉じん(微細なゴミ)が集まり、
皮膚が反応してしまう場合があります。
長年、家づくりを行ってきましたが、私達も含む、そのような取り組みは、行われていませんでした。
しかし、電磁波対策の方法を知り、家づくりの立場から、それらを排除出来る事をご提案いたします。