C値、UA値、高気密高断熱と注文住宅の費用対効果(福岡市工務店の一級建築士)
昨今、着工数を増やす為の合理化と、間違いによるトラブルを回避する為に、
狭い範囲の仕様から選択しなければならない住宅会社が増えています。
それは、経営という観点で考えると、正しい判断だと感じてしまいます。
◎柔軟な仕様選択できる住宅建築を追及するか?
◎企画型の住宅(狭い仕様選択)で、ある意味トラブルの少ない住宅建築にするか?
現在、弊社では、自由な仕様選択の注文住宅を建築していますが、営業社員はおらず、建築士(4名)だけの弊社なので、営業経費が少なく、低価格なオーダー住宅を建築できています。
しかし、間違い、やり変えも多く、お客様に、ご心配をかける事も多い。
カスタマイズした仕様を各専門職に依頼するのですが、専門職の方は複数の建設会社での標準的なやり方で工事してしまう場合があり、弊社(お客様)の要望と違っていることが多く、やり換えが発生している。
◎各個人のスキルを高める。
◎管理体制を強化する。
このような方向で努力しなければなりません。
正直、いつも葛藤していますが、
一件々々、違った仕様の注文住宅を建築する方が、
苦労以上に楽しさがあると感じてしまう。
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