C値、UA値、高気密高断熱と注文住宅の費用対効果(福岡市工務店の一級建築士)
【自然の力を利用するエコ住宅】
日常生活において、一般的に出来る事は、
エアコン等の使用時間を短くし、設定温度を変え、CO2の削減(節電)する事が、
「エコ」であるが、
快適とはいえない。
もし、快適性を損ない、不健康になったり、作業効率が下がってしまう事があれば、
果たして、「エコ」の意味があるだろうか?
快適な体感を得る為、室温調整(高気密、高断熱、高遮熱)する事は、大切であるが、
建物周囲の屋外の温度調整①~③も大切である。
①蒸散作用がある為、太陽光からの輻射熱を生じない植物による日陰をつくる。(グリーンカーテン等)
②建物周囲(アスファルト、コンクリート)から窓への放射を押さえる。(芝、植栽、池を建物周囲に配置。)
③北側に冷気をつくる植栽計画(北側の冷気を地窓より入れ、天井近くの窓へ上昇する空気の流れ)
また、表面温度(窓、壁、天井)と、室温(気温)の合計の1/2が体感温度であり、室内の内装材によっても、体感温度は大きく変わります。
室温調整以外に、内装材の種類、室内外の風の流れ、屋外温度調整も考慮し、太陽の熱や光、北側の冷気利用など、自然の力を利用する事で、「エコ」で、かつ快適な空間を実現できます。
福岡で注文住宅をお考えの方へ