いろいろな石積補強工事
弊社は自然石の石積みを内部から補強する石積接着補強工法(モルダム工法)を開発して平成27年に特許も取得しています。この工法はこれまで補強が難しかった自然石の石積みを安価で安全な状態にすることを可能にした工法であり、公共事業以外に大手住宅メーカー様も多く採用頂いている工法で、北九州市の防災アドバイザーを務める西日本工業大学の玉田文吾名誉教授がその有効性を認め、見解書を著している工法です。
これまで石積みの補修方法は、目地部にモルタルを塗り込んでいく補修方法が殆どでした。崩壊の危険性がない石積みでの補修としては、この方法で十分なのですが、亀裂や膨らみ等の変状がある石積みではその効果は非常に低いと考えるべきだと思います。
写真のように石がせり出した状態であると石と石が噛み合わないため、地震などの外的要因によって崩壊に至ることも考えられます。
古い石積みの上に増築された家屋等があるため、改修工事ができない現場が多くあります。その様な場合では、家屋を解体した後に施工することになるのですが、石積接着補強工法で補強することによって、遥かに安価で災害を防除することも可能です。
弊社の石積接着補強工法は、石積みの内部に専用接着剤を注入して内部から補強することを実現し、更に水抜きを閉塞することなく設置することも可能にした理想的な工法です。
施工方法は動画で是非ご確認ください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
防災ブログ