和風デザインで艶やかに① 【エッチング ガラス ドア用】
龍のカットに入りますからの続きです。
完成はこちら
全体の写真を見ると分かりますが、1枚のガラスに龍が三体入ってて、それぞれサイズが違うデザインです。
小さな龍の鱗は、赤ちゃんの爪よりも小さくて、カクカクとした角が出ないように切るのが大変でした。
ガラスが大きくて上に乗っての作業になるので、力加減の調整も必要になるのです。
力いっぱい切ってしまうと、ガラスに傷が入り割れてしまいます。
それでも龍はフリーなラインなのでまだ切りやすかったのですが、筥崎宮は大変でした。
学生時代の製図の時間を思い出し、なんとか3点透視図っぽく原稿を描いてはいたのですが、
それを彫ったらどんな感じになるのか今一イメージが掴めなかったので、原寸サイズで試作することにしました。
↑手ごろなサイズの鏡を見つけたので、筥崎宮を切っていきます。
↑パーツがかなり細かいので、手が当たっただけで行方不明になってしまいます。
こすれたり当たったりして無くなったてしまった細かい部分は、修正しながらの作業です。
↑全部剥がしたところで彫り込み(エッチング)開始です。
砂を当てる(サンドブラスト)勢いが強すぎると、せっかく修正した細かいパーツが飛んでしまうので慎重に進めます。
↑陰影をつけたいので絵を描くように、少しずつシートを剥がしてサンドブラストで仕上げます。
↑少しずつサンドブラストで陰影をつけてみたら、大体のイメージが決まってきたのでここで試作は終わりとなりました。
仕上げたらきれいだとは確信しているのですが、なかなか時間が取れません。
じっくり仕上げたいので、時間に余裕のある時に仕上げようと思いました。
せっかく丁寧に作ったのだから仕上げよう!と思いつついまだ完成していませんが (-_-;)
続きます