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JR九州、蓄電池電車「DENCHA(デンチャ)」のお仕事

2016年10月15日 公開 / 2016年10月16日更新

テーマ:車両用(JR九州)

コラムカテゴリ:くらし

西日本新聞経済電子版さまより転載です
http://qbiz.jp/article/92880/1/
JR九州、蓄電池電車「DENCHA(デンチャ)」公開


JR九州が公開した蓄電池電車「DENCHA(デンチャ)」=24日、福岡県直方市



↑出入り口ドアのところについている仕切りのデザイン入りポリカを制作させていただきました
『ななつぼし』で有名な水戸岡先生の繊細なデザインです

素材がポリカーボネートなので 取り扱いが難しく大変でした



JR九州が報道陣に公開した蓄電池電車「DENCHA」の車内=24日、福岡県直方市




車両下部の水色部分が「DENCHA」が走行するための大容量バッテリー





バッテリーの電力で走行するモードに切り替える運転席のボタン


車両内の床には、QRコードのようなデザインが施されている


関連資料(PDF)
http://qbiz.jp/apdf/37743a5fb1a1d20d927461735c4996fb.pdf
関連資料(PDF)
http://qbiz.jp/apdf/18273e8f087f05c2bb2489b6e40c83f9.pdf

JR九州は24日、北九州市の筑豊線若松−折尾間で
蓄電池電車「DENCHA(デンチャ)」を10月19日から営業運転すると発表し、車両を報道陣に公開した。

現在走行するディーゼル車に比べて動力費を4〜5割削減でき、
二酸化炭素(CO2)の排出削減が期待される。騒音や振動も軽減するという。


 地球環境をイメージした青色のドアや座席をデザイン。10月に1編成2両を投入、
今後車両を増やして折尾−直方や、他路線への拡大も検討する。

投資額は既存の電車の1・8倍近い1両2億3千万円。

 蓄電池車は架線のある区間で走りながら充電し、モーターで走行。
1回の充電で最大約90キロ走ることが可能という。
交流区間に対応した蓄電池車導入は日本初。

 JR九州の路線の4割は非電化区間で、現在はディーゼル車で運行。
今後蓄電池車や、ディーゼル車と電池を組み合わせた「ハイブリッド型」の新車両を開発し
、配置転換を進める。



蓄電池電車「DENCHA」が走行する様子
https://www.youtube.com/watch?v=rDghs0X-PKM


車内には、照明や空調に蓄電池を使う仕組みを示した掲示板もある
https://www.youtube.com/watch?v=JCreb1I2HZ8

機会があればぜひ 乗ってみてくださいね

この記事を書いたプロ

松岡順子

ガラス彫刻デザインのプロ

松岡順子(株式会社 クライミング)

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