サンドブラストの起源

松岡順子

松岡順子

サンドブラストの起源には諸説ありますが 有名な話だと
米国の南西大草原においてある農家の窓ガラスが 砂嵐で飛ばされた砂が
建物の窓ガラスの艶を消し不透明になるため、その防護の為に金網を取り付けたところ
金網の目から砂が吹き付けガラス面を削り金網の鉄線の完全な輪郭が、窓ガラスの上現れた
ことから始まったのだそうです

程よいサイズの砂が 強い風で飛ばされたのだろうと思います
自然の力ってすごいです

そしてこの現象が元となり、砂吹き機械の最初の特許が1870年に
アメリカのB.C.ティルマン(B.C.Tilghman)氏によって得られました。
それから改良を重ねて 現在のサンドブラスト機が完成したのだそうです



サンドブラストを薬品処理(腐食加工)したものをフロスト加工(タぺ加工)と呼びますが
フロスト加工とは サンドブラスト加工したガラスの表面をフッ素による化学変化で半透明に仕上げていて
サンドブラスト(砂)による物理的な加工方法に比べ、割れにくく汚れにくい特長があります



サンドブラスト加工だと 汗やヤニで汚れてしまったら なかなか取れません
ガラスクリーナーを使うと 汚れが取れないどころか 最悪拭いたムラが残ったりしてしまいます

その点 フロスト加工は汗もヤニもマジックも油も
サッと一拭き・・とは言えないけれど 強めのクリーナーですぐに落ちますので
長く使うものならば フロスト加工をお勧めします

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

松岡順子
専門家

松岡順子(ガラス工芸)

株式会社 クライミング

ギフトとして 大切な方に 頑張っている自分に 家族との空間に ショップやカフェに・・・場所を選ばず落ち着いた空間を演出します

松岡順子プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

ガラス彫刻デザインのプロ

松岡順子プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼