飛天のカットに入りました 【寺院 欄間エッチング】 ④
11月から計画があった飛天のエッチングが いよいよ本格的にスタートです
工事はかなり進んだいるようで 先週ガラスが届きました
小さくチマチマと 手直し程度に作業を進めてはいたのですが
お顔などは まだラフスケッチ程度にしか描いてないのです
今週から 本格的に原稿に取り組まないといけません
事前にちょっと勉強してみました
飛天とは・・・八部衆(仏法を守護する八種の下級神)の乾闥婆(香音神)と緊那羅(音楽天)を指している。
それぞれ音楽と歌舞を司る神で、仏教経典では、仏が説法する際に天から舞い下りてきて音楽を奏し、
舞いながら花をまき散らして仏を讃えると記されている。
難しいです
でも確かに 飛天の画像を探していると 花をまいていたり
枇杷などの楽器を持っていることが多いようでした
今回描く飛天は2体で それぞれ「琵琶」と「竜笛」を手にされているのです
『琵琶飛天』を調べてみると
琵琶を抱かかえ、すばらしい曲を奏でている様子
帯はしなやかに舞い、空中での自由な感じを与える。
姿は優美で、表情にはほほえみがあり、生き生きとしている。
色は美しく楽しさが感じられる
でした
この表現を頭に叩き込んで 飛天の原稿を描くことにします
指先や表情など 課題は一杯ですが
しなやかに 自由で優美で生き生きとした飛天を
頑張って作り上げたいと思います