あなたの保険の常識を疑ってみませんか?
ファイナンシャルプランナー(FP)の久保逸郎です。
日本人はよく「世界一の保険好き」などと言われているのをご存じですか?
欧米と比べて相当高い保険料を負担していることもありますが、某外資系保険会社のCEO(最高経営責任者)なんかは「世界で一番日本は利益率が高い」と言っていました。
でもよく考えてみてください。
日本は世界を代表する長寿国なんですよ!
なかなか死なないのに、多くの方が高額の保険料を払ってしまっています。
そりゃあ保険会社は儲かりますから、結果的に日本はどこの都市に行っても、駅前の人通りの多い一等地には保険会社のビルばかりです。
(もちろん運用の一環という部分もあります)
そして保険会社の社員は、一般企業に比べて高い給料をもらっています。
でもそれで私達国民は保険に入ることで豊かになれているかというと、けっしてそうではないですよね!
この事実に疑問を持ったことはありませんか?
私はけっして保険に否定的ではありません。
安心して生活するのに必要な仕組みだと思っていますが、多くの方々が保険に入り過ぎているんですよね。
そこで今回はあなたが保険貧乏になっているかどうか、それを確かめる2つの質問をしたいと思います。
これは家計相談をお受けする際に必ずチェックしている部分です。
質問1:保険料の2倍以上の貯蓄ができていますか?
保険料をいくらたくさん払っても豊かにはなれませんから、保険料が負担になって貯蓄(資産形成)ができないのは本末転倒です。
そのためこれは最初のチェックポイントです。
※注意事項
この質問での保険料とは、掛け捨て部分の保険料です。
学資保険や養老保険などのお金を貯める目的の保険料は、貯蓄のほうに入れて計算してください。
質問2:貯蓄の半分以上が保険になってしまっていませんか?
1の質問で行った貯蓄のうち、半分以上が保険料になってしまっていませんか?
このチェックをする理由ですが、それは保険にはインフレに弱い、また高コストであるという致命的な欠点があるからです。
とくにデフレの時期にはそれほど問題になりませんが、インフレの時代には貯蓄の半分以上が保険になってしまうと、インフレによる物価上昇に備えられないことが考えられます。
また、高いコストは確実に資産形成の足を引っ張る要因になるので、お金があまり増えません。
※注意事項
この質問での保険料には、学資保険や養老保険などの貯蓄性の保険料を含みます。
2つの質問に対する答えはいかがでしたでしょうか?
もしこの2つの質問のどちらか一方にでも引っ掛かっていたなら、あなたは保険貧乏に陥ってしまっている可能性が高いと思います。
その時は保険の見直しなどを行ったり、収支の改善を図るなどして、家計全体の改善を行うことをお勧めしたいと思います。
このチェックをやってみてくださいね!!
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