第4回 情報リテラシー教育の重要性 ― AI時代を生きる子どもたちに求められる力
― 教育現場で始まっている大きな議論 ―

最近、教育の現場でよく聞くようになった言葉があります。
それは
「AI」です。
特に生成AIの登場によって、教育の世界でも大きな議論が始まりました。
「AIを学校で使っていいのだろうか」
「AIを使うと子どもの学びが変わってしまうのではないか」
こうした声を、先生方から聞く機会も増えてきました。
AI is changing the world.
(AIは世界を変えつつあります。)
そして、その変化は教育の世界にも確実に広がっています。
AIをめぐる教育現場の戸惑い
現在、多くの学校では
・AIを使わせるべきか
・AIは制限すべきか
・AIをどう扱うべきか
という議論が始まっています。
ある先生はこう言いました。
「AIを使えば簡単に答えが出てしまう。
それでは子どもが考えなくなるのではないか。」
この不安はとても自然なものです。
実際、AIはこれまで人間が行ってきた
・文章作成
・調べ学習
・アイデア出し
などを、瞬時に行うことができます。
そのため
「AIがあると勉強しなくなるのではないか」
と感じる人も少なくありません。
AIを禁止するだけでいいのか
しかし、ここで一つ考えなければならないことがあります。
それは
AIを禁止するだけで、本当に解決するのか
という問題です。
今の子どもたちは、学校の外でAIに触れる機会が増えています。
スマートフォン
インターネット
SNS
これらを通じて、AIはすでに身近な存在になりつつあります。
もし学校がAIを完全に禁止した場合、
子どもたちは
AIを正しく理解する機会
を失ってしまうかもしれません。
AIは「敵」ではない
私はICT支援員として学校現場に関わる中で、
こう感じています。
AIは教育の敵ではありません。
むしろ
新しい学びの道具
になる可能性があります。
もちろん、使い方を間違えれば問題も起きます。
しかし、それはAIに限った話ではありません。
例えば
・電卓
・インターネット
・パソコン
これらも、最初は教育に悪影響を与えるのではないかと言われていました。
しかし今では、教育に欠かせない道具になっています。
Technology changes learning.
(テクノロジーは学びを変えていきます。)
AIもまた、教育の新しい道具になっていく可能性があります。
大切なのは「AIとの付き合い方」
これからの教育で大切なのは
「AIを使うか、使わないか」
という議論だけではありません。
本当に重要なのは
AIをどう使うか
です。
AIをただ禁止するのではなく、
・AIの仕組みを理解する
・AIの答えを考える材料にする
・AIと人間の違いを学ぶ
こうした学び方が、これからの教育では重要になるのではないでしょうか。
Learn how to use AI wisely.
(AIを賢く使う方法を学ぶ。)
これが、AI時代の教育の大きなテーマになると私は考えています。
次回予告
次回は
「AIは子どもの思考力を奪うのか」
というテーマについて考えてみたいと思います。
AIがある時代に、
子どもたちの「考える力」はどう変わるのか。
教育現場の不安と可能性について、
ICT支援員の視点からお話ししていきます。
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