【第4回】Chromebookの価格帯別おすすめと注意点
失敗する人が見落としている「3つの落とし穴」と「選び方」

「安いパソコンって、やっぱりダメですか?」
家電量販店の現場でも、この質問は本当に多いです。
結論から言うと、答えはこうです。
“It depends.”(場合によります)
安いパソコンが“ダメ”になるのは、
パソコンが悪いのではなく、選び方がズレているケースがほとんどです。
今回は、安いパソコンの真実を、できるだけ具体的に整理します。
まず前提:安いパソコンが悪いのではない
パソコンの価格は大きく分けて
性能(CPU/メモリ/SSD)
画面やキーボードなどの品質
軽さ・バッテリー
メーカー保証・サポート
Officeの有無
流通(型落ち/在庫処分)
この“合計”で決まります。
つまり、安いPCはどこかが削られている。
問題はその「削られ方」が自分の用途に合っているかどうかです。
英語で言うなら
“Know what you’re giving up.”
(何を諦めているかを知る)
ここが分かると、失敗が激減します。
落とし穴①「メモリ不足」:安いPCが遅い最大の原因
安いPCで一番多い失敗がこれです。
メモリ8GB以下(特に4GB)で買ってしまう
ネットを見るだけのつもりでも、現実は…
Chromeのタブを複数開く
YouTubeを流しながら調べ物
Zoom/Meetを使う
PDFを開きながら入力
写真を取り込む
こうなると一気に重くなります。
“Memory is breathing room.”
(メモリは息をするスペース)
最低ラインの目安はこうです。
普段使い:8GBは最低限
仕事/オンライン会議多め:16GB推奨
「安さ」より「メモリ」を優先した方が、体感は激変します。
落とし穴②「ストレージが遅い」:SSDかどうかで別世界
昔はHDDが普通でしたが、今は違います。
安いPCでも必ず確認したいのがここ。
SSD搭載 → 起動も動作も速い
eMMC/遅いストレージ → もたつくことがある
最近の低価格帯はSSDも増えましたが、
容量が128GBなど小さい場合もあります。
容量が小さいと…
Windows更新で空きが足りない
写真/動画ですぐ埋まる
OneDrive同期で詰まる
変な掃除が必要になる
“Storage is your workspace.”
(ストレージは作業机)
目安はこうです。
最低:256GB
安心:512GB(大学生・仕事・写真多め)
落とし穴③「CPUの世代」:名前より“世代”が重要
CPUの表記は分かりにくいですが、安いPCほど要注意です。
たとえば
「Core i5だから速い」と思っても、
古い世代のi5だと今のi3より遅いこともあります。
また、安いモデルに多いのが
Celeron / Pentium / Athlon
低電圧で省電力重視のCPU
これらが全部ダメという話ではなく、用途次第です。
“Names don’t tell the whole story.”
(名前だけでは判断できない)
安いPCで避けたいのは、
オンライン会議や複数作業が多い人が、低性能CPUを選んでしまうことです。
「安いPCでもOKな人」チェックリスト
当てはまるなら、安いPCは“正解”になりやすいです。
ネット検索、YouTube、メールが中心
同時に複数作業をしない
写真や動画を大量に保存しない
OfficeはWeb版でOK
オンライン会議はたまに
“軽さ”や“高級感”は優先しない
この場合は
“Good enough is great.”
(十分なら、それで最高)
となります。
「安いPCで失敗しやすい人」チェックリスト
逆に、ここに当てはまると安いPCはストレスになりがちです。
Zoom/Meetをよく使う
Excelをよく使う(関数・複数シート)
画像や動画を編集する
複数アプリを同時に開く
長く(4〜5年)使いたい
“起動が遅いのは無理”と感じる
このタイプは最初から
メモリ16GB+SSD512GB
を目標にした方が満足度が高いです。
安いPC選びの「現場ルール」:ここだけ見れば大事故は避けられる
売り場で私がよく使う“判断基準”をそのまま書きます。
まず最優先(絶対確認)
メモリ:8GB以上(できれば16GB)
ストレージ:SSD 256GB以上
次に確認(快適さが変わる)
画面:フルHD(1920×1080)
Wi-Fi:できればWi-Fi 6
重量:持ち運びなら1.3kg前後
最後に確認(意外と大事)
キーボードの打ちやすさ
端子:USB-Aがあるか、HDMIがあるか
保証:1年か、延長できるか
“Specs are not everything, but they matter.”
(スペックが全てではないが、重要だ)
そして最大の罠:「Office込み価格」に注意
安いPCの価格には、Officeが入っていないことも多いです。
Office付き → 高く見えるが安心
Officeなし → 安く見えるが後で必要になる
「Word/Excelが必要」と分かっているなら、
最初から費用を含めて考えるのが賢いです。
結論:安いPCは“悪”ではない。ズレると地獄、合うと最高
安いPCで満足する人は、ちゃんといます。
ただしその人は共通して
用途が明確
最低ライン(メモリ/SSD)を押さえている
期待値が現実的
ここを外さない。
英語でまとめるなら
“Match the computer to your life.”
(パソコンを生活に合わせる)
です。
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