小学生のプログラミング教育が育てる“未来を生き抜く力

ICT支援員として学校に関わる中で、
最近、強く考えることがあります。
それは
「この支援は、子どもたちの将来に本当に役立っているのだろうか」
という問いです。
タブレットの使い方を教える。
アプリの操作をサポートする。
授業がスムーズに進むように環境を整える。
どれも大切な仕事です。
でも、ふと立ち止まると考えてしまうのです。
この先、10年後、20年後。
社会に出たとき、
子どもたちはどんな力を求められるのだろうか、と。
今、社会は大きく変わっています。
生成AIが登場し、「調べる」「書く」「考える」の形そのものが変わり始めました。
だからこそ、
ICT支援員としての役割も、
「操作を教える人」から「考え方を支える人」へ
少しずつ変わっていく必要があるのではないかと感じています。
大切なのは、
・正解を早く出すこと
・うまく操作すること
ではなく、
・どう考えたか
・なぜそう思ったか
・失敗から何を学んだか
そうした思考のプロセスです。
生成AI活用アドバイザーとして教育現場を見ると、
「AIを使わせていいのか」「使わせない方がいいのか」
という議論に出会うことも多くあります。
でも私は、
使う・使わないの二択ではないと思っています。
大切なのは、
「どう使うか」
「どう付き合うか」
を大人が一緒に考えること。
AIに答えを出させるのではなく、
AIの答えを材料にして、
自分の言葉で考え直す力を育てる。
それこそが、これからの教育に必要な視点ではないでしょうか。
ICT支援員の仕事は、
目立つ仕事ではありません。
成果が数字で見えにくい仕事でもあります。
それでも、
子どもたちが
「考えることって面白い」
「失敗してもいいんだ」
そう感じる瞬間に立ち会えたとき、
この仕事の意味を強く実感します。
未来の子どもたちのために、
今、何ができるのか。
答えは、まだはっきりしていません。
だからこそ、私は毎日悩み続けています。
ICT支援員として。
生成AI活用アドバイザーとして。
そして、一人の大人として。
悩みながら、考え続けること。
それ自体が、
未来につながる支援なのかもしれません。
そんなことを思いながら迎える、
静かな週末です。
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