「Scratch に挑戦してみませんか? 」(プログラミング教育編)
「ICT支援員=パソコンに詳しい人」ではありません

「ICT支援員って、パソコンに詳しい人ですよね?」
現場に戻ってから、何度も聞かれた言葉です。
正直に言うと、この一言に少しだけ違和感を覚えます。
もちろん、パソコンやタブレット、アプリの操作は大切です。
でも、それは仕事の“一部”でしかありません。
ICT支援員の仕事は「操作」ではなく「橋渡し」
私が現場で一番大切にしている役割は、
先生と子どもを“ICTでつなぐ橋渡し”です。
・先生がやりたい授業の意図を理解する
・子どもたちのつまずきを先回りして想像する
・ICTが「目的」にならないように調整する
このどれか一つ欠けても、授業はうまく回りません。
ICT支援員は、
「このアプリ、どう使いますか?」に答える人ではなく、
「その授業で、子どもたちに何を届けたいのか」を一緒に考える存在だと、私は思っています。
現場で本当に必要なのは「空気を読む力」
ICT支援員の仕事は、マニュアル通りには進みません。
・時間が押している授業
・予定外のトラブル
・先生の表情が少し曇った瞬間
そんな時に必要なのは、
高度なITスキルよりも、“今、何が起きているか”を感じ取る力です。
「今日はここまでやらなくていいですね」
「この操作、私が後ろでフォローします」
そうした一言で、授業が救われる場面を、私は何度も見てきました。
ICT支援員は“前に出ない”仕事
ICT支援員は、主役ではありません。
主役はいつも、先生と子どもたちです。
だからこそ、
・出しゃばらない
・でも、いないと困る
・気づいたら支えている
そんな存在でありたいと思っています。
現場に立ち続けて、見えてきたもの
ブランクを越えて現場に戻り、改めて感じたことがあります。
ICT支援員の仕事は
「パソコンが得意な人」では務まりません。
必要なのは、
教育を理解し、現場を尊重し、人を支える覚悟です。
次回は、
「それでも私が、現場に立ち続ける理由」
について、もう少し踏み込んで書いてみようと思います。
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