勉強ができなかった少年が、「学び」にこだわる理由

佐々木康仁

佐々木康仁

テーマ:人生


私が小学生の頃、父親に言われた言葉があります。
「なんで、こんなことも分からないんだ」

その言葉に、私はこう答えました。
「勉強のやり方が、分からないんだ」

決して反抗したわけではありません。
本当に、どうやって勉強すればいいのか分からなかったのです。

後になって、父からこう言われました。
「“勉強のやり方が分からない”と言われたことが、実は一番ショックだった」と。

今なら、少し分かります。
父は「分からない=やる気がない」と思っていたのかもしれません。
一方で私は、「やる気以前に、入口が見えていなかった」だけでした。

この経験が、今の私の原点です。

私は「勉強」が嫌いだったわけではありません。
ただ、「どう始めればいいのか」「何から手をつければいいのか」を
誰にも教えてもらえなかっただけなのです。

だから今、私は「勉強」ではなく「学び」という言葉にこだわっています。

学びとは、
・分からないことを分からないと言っていいこと
・自分なりのペースで進んでいいこと
・失敗しながら、少しずつ前に進むこと

点数や成績の前に、もっと大切なものがある。
私はそう思っています。

ICT支援員として学校現場に立つ中で、
「分からない」と言えずに固まってしまう子どもたちを何度も見てきました。
その姿に、昔の自分を重ねてしまうことがあります。

だから私は、答えを教える前に、
「どこが分からない?」
「どこまでなら分かる?」
と聞くようにしています。

学びは、才能ではありません。
環境ときっかけで、大きく変わるものです。

勉強が得意だった人も、そうでなかった人も、
大人になった今だからこそ、
「自分なりの学び直し」ができるはずです。

あの時、父にうまく伝えられなかった言葉を、
今は子どもたちに、そして大人たちに、そっと手渡したい。
そんな思いで、私は今日も「学び」に向き合っています。

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佐々木康仁
専門家

佐々木康仁(ITコンサルタント)

株式会社CNCコンサルティング

対面と非対面を組み合わせた独自のマーケティング手法、ChatGPTを活用するための基礎的な講習、小学校などでのICT教育支援を事業の柱とする。数々の職業を経験し“現場感覚”でサポートできるのが強み。

佐々木康仁プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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