【第9回】 生成AIは“答えを出す道具”ではなく「考える相棒」です

佐々木康仁

佐々木康仁

テーマ:生成AI

「生成AIって、結局“答えを出してくれる道具”ですよね?」


そう思われることは、とても多いです。
でも実際に使い続けている人ほど、
少し違う感覚を持つようになります。

生成AIは、
答えをくれる存在というより、
一緒に考えてくれる相棒に近いのです。

正解をもらう使い方は、長く続きません

最初の頃は、
「正しい答えを出してほしい」
「そのまま使える文章がほしい」

そう期待するのは自然なことです。

ただ、この使い方だけだと、
多くの人が途中で使わなくなります。

理由はシンプルです。

思った答えが出ない
自分の意図とズレる
修正が面倒に感じる

そして、
「結局、自分でやった方が早い」
となってしまいます。

うまく使っている人は、最初から“未完成”を受け入れている

生成AIを自然に使っている人たちは、
最初からこう考えています。

最初の答えは、たたき台

ズレるのは当たり前
会話しながら整えていく

つまり、
一発で完成させようとしていないのです。

この考え方に切り替わると、
生成AIは一気に使いやすくなります。

「考えを外に出す」だけで価値がある

生成AIの一番の価値は、
実は“答え”ではありません。

頭の中のモヤモヤを言葉にできる
考えを整理できる
自分の考えにツッコミを入れられる

これだけでも、十分意味があります。

相手が人でなくても、
言葉にすることで考えは整理されるからです。

生成AIは、
その相手として非常に優秀です。

AIは、思考を奪う存在ではない

「AIに頼ると、考える力が落ちるのでは?」
という不安を聞くこともあります。

でも実際は逆です。

生成AIを相棒として使っている人ほど、

考える回数が増え
言葉にする機会が増え
視点が増えています

考えなくていい状態になるのではなく、
考えやすい状態が作られるのです。

上手に使う必要はありません

生成AIは、
使いこなす対象ではありません。

うまく聞けなくてもいい
曖昧な相談でもいい
途中で方向を変えてもいい

むしろ、
そうした“雑な使い方”の中で、
自分なりの距離感が見えてきます。

相棒は、静かに支えてくれる存在です

生成AIは、
前に出てくる存在ではありません。

決断するのは人。
責任を持つのも人。

AIは、
その横で、
静かに支えてくれるだけです。

だからこそ、
怖がる必要も、過度に期待する必要もありません。

生成AIは、
正解をくれる存在ではなく、考える時間を増やしてくれる存在です。

そう捉えたとき、
この道具は、少しだけ身近になります。

次回は、

「生成AIを“使う人”と“使われる人”の違い」
という視点から、
もう一段現実的な話をしていく予定です。

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佐々木康仁
専門家

佐々木康仁(ITコンサルタント)

株式会社CNCコンサルティング

対面と非対面を組み合わせた独自のマーケティング手法、ChatGPTを活用するための基礎的な講習、小学校などでのICT教育支援を事業の柱とする。数々の職業を経験し“現場感覚”でサポートできるのが強み。

佐々木康仁プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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