【第7回】 生成AIが得意な人・苦手な人の決定的な違いは「ITスキル」ではありません

佐々木康仁

佐々木康仁

テーマ:生成AI

「ITが苦手なので、生成AIは向いていないと思います」


これは、生成AIの相談を受ける中で
本当によく聞く言葉です。

でも正直に言うと、
生成AIが得意かどうかは、ITスキルとはほとんど関係ありません。

むしろ逆のケースも、よく見かけます。

パソコンが得意=AIが得意、ではない

パソコン操作が得意な人でも、
生成AIをうまく使えない人は少なくありません。

理由はシンプルです。

・正解を一発で出そうとする
・命令文のように指示を出す
・思った答えが出ないと、すぐ諦める

こうした使い方だと、
「結局よく分からない」
という印象だけが残ってしまいます。

逆に、AIが得意な人の共通点

一方で、
「パソコンは正直あまり得意じゃない」
という人が、生成AIを自然に使いこなしていることもあります。

そういう人たちに共通しているのは、

・会話するように使っている
・分からないことを、そのまま聞いている
・完璧な答えを求めていない

という点です。

生成AIを、
「操作するもの」ではなく「話しかける相手」
として扱っています。

うまく使えない原因は「質問力」ではありません

よく
「プロンプト(質問文)が大事」
と言われますが、ここでつまずく人も多いです。

でも安心してください。

最初から上手な質問ができる必要はありません。

大切なのは、

・何が分からないか
・どこで止まっているか
・何に困っているか

これをそのまま言葉にすることです。

生成AIは、
「整理できていない状態」からの相談が、実は一番得意です。

得意・苦手を分けている本当の差

生成AIが得意な人と、苦手な人。
その差は、能力ではありません。

「一度で正解を出そうとするかどうか」
ここにあります。

・何度かやり取りする前提で使う人
・最初の答えを叩き台として受け取れる人

こういう人ほど、
「意外と使えるかも」
と感じ始めます。

AIは、頭の良さを競う相手ではありません

生成AIは、
賢さを試す相手ではありません。

・考えを整理する
・言葉にする
・視点を増やす

そのための相棒です。

だから、
きれいな言葉も、専門用語も、必要ありません。

思ったまま、感じたままを投げてみる。
そこから、少しずつ形にしていけばいいのです。

「向いていない」と決めるのは、まだ早い

生成AIが合うかどうかは、
触ってみなければ分かりません。

そして、
「使えなかった」という判断も、
数回会話してからで十分です。

ITが苦手だから無理、
年齢的に難しそう、
そう決めてしまう前に、

「会話する感覚」で、
一度だけ触れてみてほしいと思っています。

生成AIは、
使いこなす人だけのものではありません。

考えることを、少しだけ楽にしたい人のための道具です。

次回は、


生成AIは“答えを出す道具”ではなく『考える相棒』です
というテーマで、
もう一段深い使い方の話をしていきます。

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佐々木康仁
専門家

佐々木康仁(ITコンサルタント)

株式会社CNCコンサルティング

対面と非対面を組み合わせた独自のマーケティング手法、ChatGPTを活用するための基礎的な講習、小学校などでのICT教育支援を事業の柱とする。数々の職業を経験し“現場感覚”でサポートできるのが強み。

佐々木康仁プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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